ぺにろいやるのおにたいじ (こどものとも絵本)

  • 福音館書店
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感想 : 13
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784834023336

感想・レビュー・書評

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  • あらぁ可愛らしいお話。
    絵もなんか可愛いの。
    眉毛が困ってるまろ眉みたいで。
    おにたいじにタコとタイコを持っていくなんて、前代未聞のおにたいじだわ。
    おにさんはさみしかったのかな?
    これこそ、めでたしめでたし。のおにたいじだね⭐︎

  • 前読んだ本で恩田陸さんが紹介してた本。独特の色合いで素朴な雰囲気の絵とひらがなだけの文章が素直で「仲良くなる」という内容と合っている。1957年に発行されていたようだが、戦争はまだ繰り返し起きているというのが悲しい現実。

  • メインテントでおすすめしてもらった絵本。
    日本でいうところの桃太郎なんだけど、たたかいを選択肢ない解決の仕方が素敵で、更に終わり方が不思議で大好き。

  • タイトルと画風にひかれて借りました。
    きっちり描かれているのになんだかクスッとくる絵なのです。脱力感があるというのか…そこがかわいい。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み再製本した、ユニバーサルデザイン絵本の貸出をしています。
    ・ 状況が「読みたい」になっている本は、貸し出しできます。
    ・「いま読んでる」になっている本は、貸し出し中です。
    貸出方法については、ユニリーフのHP  http://unileaf.org/  をご覧下さい。

  • おにもおもちゃが好きなのね〜

  • 男の子らしい方法でも鬼退治。
    この鬼は人の心を現す鏡かもしれないとも思いました。

  • 絵は、ゆったりして可愛いけど、話の内容が私にはあまり理解できない。
    子供はできるのかもしれないけど・・

  • まさに鬼退治というか、憑き物落としのような感じ。
    こういうのも好き。

    登場人物の顔がみんな同じなのがちょっと不服。

  • 山の上のお城にゆく途中、谷の真ん中に鬼の城がありました。鬼は窓から通る人を睨み付け、脅かします。
    お城の王子ロジャーが鬼退治に出るも、小さくされて失敗。大砲を撃ち込んでも、投げ返される。もうだれも鬼の城の前を通れません。
    小さなペニロイヤルは、「ぼくが鬼に引っ越してもらうように頼んでみる」と出かけます。おもちゃを持って、友達の所に出かけるみたいに鬼の城へ行きます。礼儀正しく、鬼の城を褒めます。鬼は喜んで城を案内しますが、こっそり、骨を隠している部屋を、箱に入った綺麗なわらに変えます。そして、ふと気がつけば、かわいらしい男の子が鬼のお面に羊の皮をかけています。(鬼のお面を隠していた?本当は鬼ではなく、魔法を使える子どもだったということかな)
    二人で遊んでいるうちに、城の部屋はどんどん無くなり、いつしか、きれいなテント小屋で遊んでいるのでした。


    鬼のお面も、鬼の城も、威嚇する声も、
    王様たちからのけものにされて、怖がられて、攻撃されたからこそ作られたものだった・・・のでしょうか。
    仲良くしてあげることで、心の中の鬼がいなくなる。


    1957年発行!!・・・山中春雄のイラストも時代を感じる、ぴったりの絵。

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