ぬくぬく (こどものともコレクション2009)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834024319

感想・レビュー・書評

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  • 一風変わった絵巻物風の絵でユーモラスだ。
    女の子と出会って、ぬくぬく、ぬくぬくと言い合う場面がとてもかわいい。

  • おんなの子がかわいいね

  • <BOGY NUKU - NUKU WHO IS AFRAID OF THE COLD>

  • 妖怪ぬくぬくは寒がり。でもみんなで一緒にいたら心がぽかぽかと暖まる。

  • 創作絵本。
    いつもさむがっているぬくぬくというようかいがいた。ぬくぬくにすりよられるとさむけがして、三日は寝込んでしまう。ある日ぬくぬくはいつものようにすりよったが、相手の女の子はにこにこわらってぬくぬくとすりよってきが。ぬくぬくがにげてもおいかけてくる。ぬくぬくはおんなのこにやまいもをやり、ひえないようにわらたばをかけてやった。そしておんなのこをせおうと里へ連れて帰ってやった。つぎのひぬくぬくがいつものようにくさむらにひそんでいると、こどもたちがわらをからだにまきつけぬくぬくといいながらぎょうれつしてきた。そのぎょうれつをみているうちにぬくぬくはわくわくしてきて、さむくなくなった。そしてぎょうれつについていった。
    昔話風に描かれているが創作。最後は書き文字でぬくぬくぬくぬくと続いており、ナンセンスで終わっているがほのぼのと暖かくなる話。

  • 寒かったのね、心が。
    心の寒さはどんなにわらを巻いても治まらない。
    それを温められるのは、温かい心だけ。


    読み聞かせする本としては…。

    とても素敵なお話しですが、どちらかと言えば大人が好きなお話しかもしれません。
    その分、高学年まで使えると思います。
    間のページと、最後の歌のページをどう読むかが難しい。

  • 子どもの頃家にあって、恐くてたまらなかった本。今読むと・・・なんだろうこれは。あのときから、当たり前だけど、成長したんだなあとかんじた。

  • ちょっと怖そうだけど「ぬくぬく」という言葉で子どもも楽しくなる絵本

  • 絵も独特で最初は読んでいても、僕もま~さんも意味が分からなかったですが

    「ぬくぬく」「ぬくぬく」と繰り返していくことによって、笑いが起き

    なんとなく暖かく、楽しい気持ちになれました。



    終わり方も特徴的で、ま~さんは完全に“?”な感じでしたが

    大人には、ちょっと余韻があっていい感じです。

  • 村人から嫌がられている寒がりの妖怪、ぬくぬく。
    ある日出会った女の子は、ぬくぬくがわらを巻きつけた体をすり寄せても驚かず、ついてきた。
    心温まるお話。

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著者プロフィール

天野祐吉(あまの・ゆうきち)
コラムニスト。1933年東京生まれ。1979年に「広告批評」を創刊。2009年同誌終刊後、「天野祐吉作業室」を設立。主な著書に『広告論講義』(岩波書店)、『広告五千年史』(新潮選書)、共著に『広告も変わったねぇ。』(インプレスジャパン)、『可士和式』(天野祐吉作業室)など。

「2012年 『クリエイターズ・トーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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