クリーナおばさんとカミナリおばさん (こどものともコレクション2009)
- 福音館書店 (2009年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834024333
感想・レビュー・書評
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2023.02 2-1
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まだ使えるのに捨てられた掃除機のクリーナーおばさん。
行き先はゴミの島。
そこにはまだ使えるのに捨てられた家電たちがたくさんいた。
あるとき、雷が落ちてみんなが光り出した。
少し動けるようになったのでその日はお祭りのようになった。
TVがつき、このゴミの島のことがニュースになっていた。
光っているのは原因不明だし、危険なので今度から家電を捨てるときはスクラップにしようと言っている。
雷が治まると電気がないのでやっぱり動けなかった家電たち。
そこへカミナリおばさんが現れる。
さっきの雷はこのカミナリおばさんの仕業だったのだとか。
まだ働きたいクリーナーおばさんは現れたカミナリおばさんに相談してみる。
するとまた雷が出て、カミナリおばさんの仲間たちがたくさんやって来た。
みんな家電を手に持ち空へ飛んでいく。
着いた先はカミナリ山のカミナリおばさんたちのマンション。
家電たちはまだまだ働くことが出来るのだった。
みんなカミナリおばさんに使われるようになってめでたしめでたし。
魔女かと思ったけれど、魔女ではないのだろうか。
話は単純で分かりやすい。
黄色い絵が独特。 -
自分で読んでも面白かった。
読み聞かせしても子どもたち、楽しそう。その子の興味によって、ゴミ収集車に反応する子、カミナリおばさんの明るさにびっくりする子、テレビ映像を通じて切ない決断が下されるシーンで悲しそうな顔をする子、反応は様々。
これはいい本でした。 -
でも何と言っても、私の絵本の原点は、堀内誠一さんの「クリーナおばさんとカミナリおばさん」なんだと思います。
こどものともで配本され暗唱するまで読み込んでいました^ ^
<hima>
※タイトル一部編集しました
<なつめ> -
古くなった掃除機のクリーナおばさんは、ごみの島に捨てられました。
まわりには電気製品たちがたくさんいて、
まだ働けるのにと、口々に文句をいっていました。
そのとき、空が光って雷が落ちたかと思うと、
電気製品たちはみんな動けるようになりました。
みんな大喜びでお祭り騒ぎをはじめました、、、。