魔女の宅急便 〈その6〉それぞれの旅立ち (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
制作 : 佐竹 美保 
  • 福音館書店
4.01
  • (50)
  • (55)
  • (36)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 442
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834024661

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • そうか、魔法はどこにでもあるんだ。
    料理の達人、掃除の達人、それだってひとつの魔法。
    それに気づけば世界はもっとずっとおもしろくなる。

  • キキ34才。今や、11才になる双子たちのお母さん。
    私が気になっていた魔女が運命の相手を見つけると、魔女猫も相手を見つけて別々に暮らすようになるという決まりはなくなっていてほっとしました。やっぱり、キキの側にはジジがいないと。
    これから進む道を決めないといけない大切な時期を迎えたキキの子供たち。特に娘のニニは今時の子だし、トトは男の子ということで中途半端な自分に悩んでいるところがかわいそうにも感じたけどちゃんと自分の道を見つけつつあって、子供って、ちゃんと成長していくんだな~って思いました。
    魔女じゃなくったって、みんな魔法を持っているんだって思うと、なんだかこの世界もステキで捨てたもんじゃないなって思える、そんな一冊。

  • 魔女の宅急便、最終巻。

    13歳の満月の夜、魔女になるために旅立ったキキも、いよいよお母さんとなって、子ども達を見送る立場になりました。

    それぞれの旅立ち、それぞれの決意。
    キキの小さな子ども達、そして素敵な旦那さまの思いがひとつひとつ丁寧に描かれていて、自分もこの立場になったなら・・・と、考えながら読んだ1冊でした。

    やっぱり、旅立ちって、 いい(≧∇≦)b !

  • これで最終巻のようですね。

    あれから十数年。
    キキの双子の子ども、ニニとトトが主人公です。
    魔女になるならば経なければならない13歳の旅立ちを前に二人はなにかをつかもうとあがいています。
    キキのときには描かれなかった「旅立ち」までの葛藤が描かれます。

  • 最終巻です。
    キキの子どもたちが主役で、正直どうなのかと思いながら読み始めたのですが、さすが角野さん。
    読み始めると最後まで一気でした。

  • 2010.5
    キキの子どもたちは、なんていうか、いまどき。子どもたちではなく、キキの視点から見てしまうので、いらいらしたり、焦ったり。

  • 主人公が代替わりするお話はよくあるけど、やっぱり最初の主人公を超えることってないなー。五巻で終わりでよかった気がする。

  • 魔女の子として生まれた双子の姉弟。お互いの運命は違っても、不思議を信じる気持ちは同じ。二人は、等しく魔女の子なのだから。
    子供の頃憧れたように、まだこの世には不思議があるということを信じたくなる物語でした。

  • キキがお母さんになっている!
    立場もそうなんですが、おせっかいなとことかやきもきするとことか、まさに普通のお母さんです。
    成長したな~

    トトにめちゃめちゃ共感しました。ケケ大好き!

  • 映画で最初に出会ったキキは13歳。  当時の KiKi は・・・・xx歳。  ふと気がつくと彼女もこの本では30代半ば・・・・とのこと。  この作品をリアルタイムで読んできたわけではないのだけれど、老眼鏡のお世話になるようになってしまったこの年齢でこの号を読めたということで、あたかも彼女の成長をリアルタイムで見守ってきたかのような錯覚を覚えます(笑)

    すべての号を読み通してきてみて、この作者の作品は自立しようとする世代の揺れ動く想いを描かせたときに一番の魅力が出てくるように感じました。  この号でも主役はおそらくキキなんだろうけれど、KiKi の関心は常にキキの双子の子供、ニニとトトに向けられていたように思います。  特に半分魔女の血をひいていながら「男の子」であるがゆえに「魔法は使えるかもしれないけれど、魔女にはなれない」トトの葛藤には思わず目頭が熱くなってしまったこと、数え切れず・・・・ ^^;

    (全文はブログにて)

全93件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

魔女の宅急便 〈その6〉それぞれの旅立ち (福音館創作童話シリーズ)のその他の作品

角野栄子の作品

ツイートする