魔女の宅急便 〈その6〉それぞれの旅立ち (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
制作 : 佐竹 美保 
  • 福音館書店
4.01
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本棚登録 : 442
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834024661

作品紹介・あらすじ

魔女の少女キキは、黒猫のジジといっしょに、ひとり立ちの旅に出ました。やっと見つけたコリコの町で、はじめた仕事は、空飛ぶ『宅急便屋さん』。人々の思いや願いをのせたさまざまな荷物を届けながら、キキは、よろこび、なやみ、そして成長していきます。「魔女の宅急便」シリーズ最終巻。

感想・レビュー・書評

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  • とうとう最終巻。時代は流れてキキはお母さんに。ニニとトトという双子の姉弟が中心の話。最後は13歳になった二人がそれぞれ旅立って行く。
    今までキキと共に物語を生きてきて、キキに感情移入していたので、子供達の旅立ちは本当に感慨深かった。
    今までの登場人物がたくさん出てきた事も嬉しく感無量。

  • この巻は、
    お母さんになったときにわかるのかな。
    ニニにいらいら。
    ニニってケケにちょっと似てる。
    トトはかわいかったな。
    母娘って難しいよね。どうしても自分の分身みたく見えちゃうんだろうな。

    もっともっと、
    キキとジジの物語を読みたいけど、
    もう終わりなのかなぁ

  • 2013.09.13読了

  • 2018/11/8(3歳)〜 寝る前の読み聞かせで読み始め。1巻の巻末のシリーズラインナップを見て、この1ヶ月ほどずっと「キキがお母さんになった本が読みたい!」と言い続けた娘へ。届いた袋を開けた瞬間、「そうそう、これが欲しかったんだよー。」って言ってて、思わず笑ってしまった。1巻の巻末を広げて、「これ(1巻の巻末)は小さくて。これ(6巻の本)は大きいから読めるね!」と見比べて嬉しそうにしていた。1巻を読み聞かせていて、話も長いし、わかっているのかな?と思ったけれど、毎晩「キキ読んで」と持ってくるし、挙げ句の果てに3周するし、相当好きなよう。全て理解しているわけではないけれど、キキやジジが色々やっている様子を聞きながらベッドでごろんとすることが幸せな様子。ついお姉ちゃんへの読み聞かせばかりになって、弟くんのための絵本読みが少なくなっている。これからは弟くんの絵本→キキ6巻でいこう。2018/11/10

    2019/3/7とうとう読了。この4ヶ月、少しずつ少しずつ、寝る前の読み聞かせに読み続けた。娘、「キキ読んで」とこの本をチョイス。何故か読まない1巻もいっしょに持ってくる。笑 この2冊とぬいぐるみのウサコを横に置いて寝て、満足そう。1巻より登場人物も多く、内容も思春期の心の葛藤が描かれていて、娘が聞くには難しそうだと思った。が、毎晩この本をチョイス。そして読み終わると同時に「もう一回読んで!」と最初から読むよう促された。内容は、きっと理解しきれてはいない。読み始めた頃はキキではなくニニやトトが主役になっていることが、訳がわからない様子だった。4ヶ月経って、ニニとトトはキキの子どもであるということが認識できたよう。2周目を読めば、更にわかる部分が増えるだろうし、このままリクエスト通り読み始めようと思う。けど…やっぱ難しいんじゃないかー??昼間はいやいやえんとその他の絵本、寝る前は魔女宅が定番化してきた。とりあえず本人が望むものを読もう。相変わらず、寝る前は弟くん用の絵本の読み聞かせができてない↓↓ 2019/3/7

  • トンボさんは、どっしりとした安定感のある父親になってますね~!
    それぞれの旅立ち、というのは双子たちだけではなく、きっとキキ達にとっても新しい生活や自分への旅立ちなのだろうなと感じました。

  • キキととんぼさんの子ども、ニニとトトが主人公。
    魔女になると決めきれないニニと、魔女になりたくてもなれないトト。

    新しい世代が、前の世代の習慣を変えていく。
    キキの心配も、とんぼさんの見守りたい気持ちも、痛いほどよく分かる。
    だからこそ、子ども2人が悩みながら、それぞれの行く道を決めて、最後に旅立つシーンは感動した。

  • 2017年10月31日

    <KIKI'S DELIVERY SERVICE 6>
      
    装丁/森枝雄司

  • これから始まるって所で終わる、
    素敵なラストだった。
    二二、トトがんばれ。

  • 「わかってる、もういわなくってもいいよ。とうさんも、かあさんもわかっているから」
    ーとんぼ

    キキはとんぼさんと結婚し双子のお母さんに。
    魔女になりたくてもなれない息子と魔女になるか悩んでる娘。それぞれが悩んで成長する。
    とんぼさん、いい父親だな〜

  • キキとトンボさんが結婚して生まれた双子の旅立ちを描いた作品。
    子供は両親から半分づつ貰って、立派に成長していく姿に安心しました。
    おすそわけが素敵です。

  • いつのまにか6巻まで出ていたこのシリーズ、あらためて1巻から最後まで一気に読んでみた。角野栄子さんは、こどものための本を書くことができる、数少ない作家のお一人。安心して読み進む。
    大人になったキキは結婚し、双子の母親になる。そして、その子供たちが13歳になり、それぞれの旅立ちを迎える・・・。
    13歳の子どもにはもちろん、13歳のこどもを持つ母親にも、是非読んでもらいたい。こどもの自立を見守るキキの視線、母親としてのいらだちも、すべてありのままに書かれている。そして、彼らは悩みながら、いろいろな大人たちに見守られながら、自分を探していく。旅立ちのラストはおもいのほか感動してしまった。これまでの5冊とはまるで異なる。ぜひ、このシリーズの最後まで読んでほしい。

  • 2014.8.1読了
    キキとトンボさんが結婚して、10年後の話。実は子供が双子で、さらにその子供が男の子と女の子で、魔女になるかならないかで悩んだり、もめたりするお話。
    なんかすごく今の子供たちのような葛藤や悩みがあるような感じがして、魔女なんだけど普通の子供たちなんだなと思った。逆に、誰しもが魔力ではなく、なにかしらの魔法をもってて、そよ力をどこで発揮するのかは自分次第という感じがする。それを示すのが魔女の役割なのかなという気がした。
    続編を作れば、作れそうな気はするんだけど。それほないんだろなぁ。

  • キキととんぼの子供が13歳になり修行にいくまでの話。

    魔女になりたいのになれない息子。
    魔女になるとはっきり言わない娘。
    やきもきするキキ。
    それを見守るとんぼ。

    なんだかいいな。

  • ふたごのニニとトト。男の子のトト音楽家?がんばれ

  • これは魔女の血筋の物語だけれども、魔女の血筋の物語ではない。
    昔のキキ以上にお調子者のニニだけれど、遊びの時間は終わり、大人になる時がやってくる。魔女になると決めただけで簡単に飛べてしまうニニ。魔女になりたくても飛べないトト。トトは飛べなくても、トトだけの魔法があるはずで、それはトトだけのことを言っているのではない。「半分魔女」の響きは、寂しい。でも、キキやニニのように「全部魔女」の方が少ないのだ。だから、自分の魔法を見つけるために旅に出る。

  • 2014/01読了。13歳で旅立ったキキが30代半ばになって、双子の子ども達が13歳になって旅立ち… 静かな表現でキキや子ども達の心情が細かく描かれていた。ニニの成長とトトの葛藤にほろりと。ヨモギさんとの再会にも心打たれました。

  • キキの子の双子、ニニとトトの旅立ちまでが描かれている。弟のトトは魔女になれないけれど、半分魔女であることをいつも心を留めていて、姉のニニは魔女であることに自惚れていて・・・。
    母親となったキキも、昔の自分と重ね合わせながらもなかなか旅立とうとしない娘にイライラしながらも、見守る。
    もどかしく思いながら読み進めた。

  • ファン用という感じ。
    母キキの心理描写はあまりなく、キキの時に描かれなかった旅立ちまでの事が子供たちを主人公に話されている。
    素敵だけど、やっぱりキキの話が知りたい。
    ともあれ幸せな時間を過ごせた。

  • キキの物語はこれが最後。キキとジジにお帰りなさい。でも、他にも懐かしい人にたくさん会えてうれしかったです。ニニとトトというかわいい双子にも出会えたし。トトは男の子で半分魔女。最初から魔女と決められているニニと違って悩みながら歩いていく。ニニもきっと悩むけど、トトの悩みこそ応援したくなりました。明るくておしゃべりなニニと違ってなんでも内に秘めてしまう子だからその心の裏側を考えてしまうのです。二人の旅立ちのその後が見たいな。まだ、終わった気がしないですね。この続きを……なんてわがまま言っちゃいそうです。

  • 発売直後に買ったのに、半年以上寝かせて読了
    読んでしまったら魔女の宅急便が完結してしまうかとおもうとなかなか読めず・・・
    というわけではないです

    キキととんぼの子供たちのお話し

    うーん、べつにこれいらなくね?
    5で終わっててもよくね?
    な内容

    むしろ逆にまだまだ続編は書けそうな気もするんだが・・・

    1作目は素直なキキだったけど、成長するにつれ年頃らしい女の子のイライラが目立ってあまり好きではなくなってきてたんだけど
    大人になったら大人になった出母親としてのイライラが描かれてるのね

    もっとこうすっきりした終わり方がよかったなぁ

  • キキが13歳の娘を抱えるお母さんに。
    魔女に興味があったキキとは違う、自分の子供に戸惑う母親。

    母親の目から見るから違うのかもしれないという思いにたどり着くまでにどたばたしている。
    自立したときと同じ年齢の子供を持ってみて、初めてわかることもあるかもしれない。

    1世代超えた物語に、静かな思いを。

  • あーあ終わっちゃったー。
    キキととんぼの子供たちの話。

    いつにもましてドタバタいろいろ起きたなw

    これまで出会ってきたいろんな人も出てきたし、よかった。

  • 1巻から最後まで全部集めました!(1巻はバーコードついてないようだったけど…) 大好きで何度も読みました。でも、ちょっと飽きがくるので、-1

  • シリーズ完結。
    キキとトンボさんの間に生まれた双子の姉弟の旅立ちの物語。

  • 優しさに包まれたなら~♪

  • 最終巻

  • 魔女の宅急便完結編。
    完結編にして、キキととんぼの子どもたち二人の物語という、初期に戻ったような既視感も感じる物語。
    ただしキキの話のリフレインではなく、キキが子どもを魔女の修行に送り出すまでの話であり、ある意味シリーズが円環構造を成したともいえる。
    大人となった今、私に子どもはいないが立場としてはキキ・とんぼの大人の立場に寄り添って読んだが、子どもたち二人それぞれの迷いと成長を通じ、二人を応援しながら読んだ。

  • 母として、あー…わたしも見習いたいことありました。キキみたいなお母さんになりたいけど、無理。ニニとトトの双子ちゃんが一緒に魔女になるのかなーとおもったけど。自分の人生を13歳で決めるなんて、わたしならできたか?こどもにも読んでもらいたい。

  • 六巻目は、キキの双子の子供たち(トトとニニ)が13歳になる時の旅立ちの話です。娘といっしょにここまで読んできましたが1巻目とオーバラップするシーンが出てきて話全体がループすることが分かります。映画はこのうち1巻の中から幾つかの話をピックアップして氷山の一角であったことが分かります。

  • 5巻から15年の月日が経ち、キキは35歳。とんぼさんと結婚し、双子にも恵まれます。双子(女の子のニニと男の子のトト)はもう11歳。物語はこの双子が13歳になるまで(魔女になるか決めなければならない年齢)の、二人の心の葛藤とキキの母としての思いが描かれていきます。そこへこれまで登場してきた人物…ヤアくんとノノちゃん(結婚)ケケ(31歳)、ヨモギさん、ジジとヌヌと子猫たち、ママ先生…が絡み合って嬉しい気持ちになりました。魔女になれるのは伝統的に女の子。なのにニニは天邪鬼でふわふわ、むしろトトが魔女になりたがり悔しい思いを強いられます。そんな二人にキキの悩みは増える一方。どうしてもトトの気持ちにそって読んでしまいますが、最後にニニもしっかり何かを乗り越えるので、色々な人の気持ちを考えながら読みました。今までの集大成という感じで一緒に大人になった人が嬉しく読めるお話でばかりです。双子についた猫ブブとベベ、ニニの自転車こぎ飛び、トトのほうき楽器、発想がとても面白かったです。第1巻の出版から24年、キキもほとんど同じだけの年月を過ごし大人になりました。今までジブリの印象しかなかった物語がとても深く広がっていきました。ぜひ子どもたちに読んでほしいシリーズです。

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著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

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