しょうとのおにたいじ (こどものとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 95
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834024791

作品紹介・あらすじ

鬼に大切なたまごを食べられてしまった「しょうと(ホオジロ)」の鬼退治。日本昔話絵本の傑作です。

感想・レビュー・書評

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  • 「鬼に大切なたまごを食べられてしまった「しょうと(ホオジロ)」の鬼退治。日本昔話絵本の傑作です。」

  • しょうと=ほおじろ
    さるかに合戦に似ている。
    お地蔵さん、鬼、昔話
    〜低学年

  • 稲田和子 (著), 川端健生 (イラスト)
    しょうと(ホオジロ)の卵が鬼に食べられる.
    仕返しをする.

  • お地蔵さん、全然ダメじゃん。流石は仏、疑えないのね。
    しかも、退治される鬼が赤鬼だけってのはどうなんだろう。
    と、突っ込み所はありつつも、いわゆる昔話。
    粗い画面の絵柄が合っている。

  • しょうと(ホオジロ)がお地蔵さんの耳に3つの卵を産むが3つとも青鬼、赤鬼、黒鬼に食べられてしまう。
    悲しみにくれ、飛ぶことも忘れてしまうしょうとだが、ドングリに仇討ちを提案され、鬼の住処へと向かう。
    途中で、かに、くまんばち、牛、臼、縄も仲間に加わり見事赤鬼を退治する。

    さるかに合戦のような話。
    前にも似たようなものを読んだことがある。

    お地蔵さんでも無力なんだな、と思った。
    あと、青鬼と黒鬼もいずれ退治されるのだろうか…。

  • 鬼にこども(卵)を食べられてしまったしょうと(ほおじろの中国地方での呼び名)が敵討ちに行く話。
    お地蔵さんの耳に巣を作って、たまごを生んだけど、しょうとの留守中に、お地蔵さんは赤鬼・青鬼・黒鬼にだまされて卵を食べられてしまう。無力で地団駄ふんでるお地蔵さんがなんかかわいい。っていうか、守ってくれるようなパワーはないのね。そこから、しょうとはどんぐりに誘われて、仲間をふやして鬼に敵討ちに行く。まるでさるかに合戦のような展開になるのだが、なぜか退治されるのは赤鬼だけ。
    いろいろ謎がのこる昔話。イラストはとてもいい。

  • どこかでみたような昔話★
    おじぞうさんの耳に鳥の巣を作ってたまごをうんじゃったすずめさん・・・さてどうなるのでしょう?

  • 2010/4/10

  • 鬼に自分の子(卵)を食べられたしょうと(ほおじろ)
    そこへ、どんぐり・カニ・くまんばち・牛・もちつきうすがやってきて
    鬼の館へ仇討に
    鬼が出かけているすきに、それぞれがいろいろな場所にかくれて…
    さるかに合戦+ももたろう のような話

    幼児~
    自分:小低

  • さるかに合戦のようなお話。
    けど、お地蔵さんが。

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著者プロフィール

稲田和子(いなだ かずこ) 1932年、岡山県生まれ。1955年ごろから昔話の採集、研究に着手。山陽学園短期大学名誉教授。再話に『くわずにょうぼう』『しょうとのおにたいじ』(以上、福音館書店)『天人女房』(童話館出版)、編著書に『日本昔話百選』(共著、三省堂)『かもとりごんべえ』(岩波書店)『子どもに語る日本の昔話 全3巻』(共著、こぐま社)などがある。

「2016年 『うりひめ と あまんじゃく 日本の昔話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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