石の中のうずまき アンモナイト (たくさんのふしぎ傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 129
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834024913

作品紹介・あらすじ

太古の生き物"アンモナイト"の化石の中に隠されている渦巻き模様を見ながら、太古の海を想像します。

感想・レビュー・書評

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  • 2023/10/6
    5-2
    10分

    東海地方は豊富な化石の産地。
    身近に感じてくれていたと思います。

  • 太古の生き物"アンモナイト"の化石の中に隠されている渦巻き模様を見ながら、太古の海を想像します。

    「アンモナイトという名前を聞けば、「あの渦巻き模様のやつね」と誰しもが知っているでしょう。でも、その正体は意外に知られていません。じつは太古の昔、約4億年前から6500万年前の海に生きた生物が、化石になったものなのです。日本はこのアンモナイト化石の宝庫。さあ、あなたもアンモナイト化石を探しに行きましょう。石の中に隠されている美しい渦巻き模様を見ながら、太古の海に想いを巡らしてみましょう!」

  • 4:0 全部が面白かったです

  • 石を割った瞬間のアンモナイトの輝きはべっこう色で美しいのだそうだ。割った直後、空気に触れると、みるみる色あせる…
    その文章を読んだ時、化石に魅了される人の気持ちが少し分かるような気がした。
    アンモナイトが生きていた時間に、ほんの一瞬でも触れたように感じるのだろう。

    こんなにも化石が発掘されるほど多くの種類のアンモナイトが生きていたのに、なぜ絶滅したのだろうか?
    作者の問いを私も知りたい気持ちになる。

    以前勤めていた小学校のそばでは貝の化石があると、子どもたちと先生とで探しに行っていたことを思い出した。
    もしかしたらアンモナイトもあったのかも?
    そう思ったら、とても遠い存在だったアンモナイトが急に親近感が湧く。

    絶滅したとされていたシーラカンスが網にかかって生きていることが分かったように、アンモナイトが深海に今でも生き続けてると信じたくなった。

  • 恐竜に恋して、昔の化石の代表選手のアンモナイト。理科が好きな子供にお勧め

  • 日本は、世界でも有数のアンモナイトがたくさん出土する国なんだってさ。

    アンモナイトの語源は、エジプトの神様アモン・ラーの角。

    とげのあるのや、まっすぐなのや、ねじくれたホースみたいなのもいる。

  • 2012年4月28日

    <THE AMMONITE -the Swirl in a Stone->
      
    デザイン/有限会社ビービーエフ

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。東京造形大学絵画科卒業。著書に『石の中のうずまきアンモナイト』、『ガンバレ!! まけるな!! ナメクジくん』『のんびりオウムガイとせっかちアンモナイト』『ぐるぐるうずまき』『ぼくたちいそはまたんていだん』『こちらムシムシ新聞社 カタツムリはどこにいる?』、『なっとうくん西へいく』、『サナギのひみつ』などがある。ライフワークは化石採集、ビーチコーミング、抜け殻集め。

「2022年 『こちらムシムシ新聞社 ギタイは天敵がつくる?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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