ひぐれのお客 (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 75
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834025637

作品紹介・あらすじ

さみしくてあたたかく、かなしくてでもうれしい、すきとおるような味わいの童話集。"ひぐれ"の憂愁とあたたかさにつつまれたいまひとたびの安房直子の世界。いっぷう変った動物どもが、ひとりの時間を過している子どもや大人たちを、ふしぎな世界へといざなっていく、六篇+エッセイ。小学校中級から。

感想・レビュー・書評

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  • >一風変った動物どもが、ひとりの時間を過している子どもや大人たちを、ふしぎな世界へといざなっていく。
    さびしくて、あたたかい、すきとおるような味わいの童話集。

    「白いおうむの森」「銀のくじゃく」「小さい金の針」「初雪のふる日」「ふしぎなシャベル」「ひぐれのお客」とエッセイ「絵本と子どもと私」収録。

    ちょっと怖くなったり、かわいらしい感じに癒されたり・・・どの物語も幻想的な雰囲気でとても好みでした。
    MICAOさんの刺繍も物語に合っていて素敵。

    特に気に入ったのは「小さい金の針」「ひぐれのお客」

    『ひぐれのラッパ』も読みたいと思います。

  • 再読。学校図書館にあるのですが、なかなか手に取られにくい。でもしっかり異界モノ。そしてかなり怖い。時代と女の子よりのアイテム満載なので、惜しいんだけど、またそこが安房さんの持ち味なんですよね。

    • はぴさん
      はこちゃん、こちらでは初めまして^^
      読メでお世話になっているはぴです。
      お引っ越しされたんですね!
      こちらでもよろしくお願いしますね...
      はこちゃん、こちらでは初めまして^^
      読メでお世話になっているはぴです。
      お引っ越しされたんですね!
      こちらでもよろしくお願いしますね。

      この物語前から気になっていたんですが、かなり怖いんですか・・・
      怖がりなので読むのに気合いがいりそう(笑)
      2013/11/16
    • はこちゃんさん
      はぴさ〜ん(´౪`)
      見つけてくださったんですね、嬉しいな♥︎
      こちらこそこれからもよろしくお願いします♪
      この物語、本の読める3年生...
      はぴさ〜ん(´౪`)
      見つけてくださったんですね、嬉しいな♥︎
      こちらこそこれからもよろしくお願いします♪
      この物語、本の読める3年生の感想では「怖くなかったよ」とのこと、あらぬ想像をしてしまうのは大人だけなのかしら?なので、かなり怖くはありませんので、よかったらぜひ(^_-)-☆
      2013/11/26
  • 赤は赤でも薪ストーブの赤か

  • 安房直子、あったかくて物悲しい、そんなファンタジー。

  • 結末が想像出来なくて、先を読むのが怖く、決してハッピーエンドで終わらないお話たち。
    全6話の内、主人公が子供なのは2つのみ。
    歳をとっても「不思議」に対して楽しめたらいいな。

    「小さい金の針」では、真っ暗な部屋の片隅に青く光る針箱を見たおばあさんの描写が素敵。(引用あり)

  • すてきな不思議なお話がつまった童話集。

  • 安房直子さんの短篇童話です。
    挿絵が刺繍作家のMICAOさんで、素敵な一冊です。

    ファンタジーですが、ハッピーなものというより
    どこか物悲しく切ないお話。
    でも、柔らかい光に包まれたような心地よさがありました。
    絵の雰囲気もあるかもしれませんね。

    巻末のエッセイは、お子さんとの読み聞かせのことが
    書かれています。
    息子と毎晩読んでいた頃を思い出しました。
    親子の楽しい一時ですね。

  • 安房直子さんの童話、だいすき。この本は、刺しゅうの挿絵もきれい。

  • やっぱ安房さんは素敵だ~。
    綺麗な色がみえるんだよなあ。
    その色彩がすっごく好きなんだけど、
    今回は色合いより、ストーリーの方がより印象深い感じ。
    語り口は優しいんだけど甘くない。
    猫は戻ってこないし、機織りは消えてしまう。
    金の針ももっていかれて、多分もう森へは行かれない。
    うさぎにさらわれそうになる女の子の話はどきどきした。
    その分春のよもぎって叫ぶところがよかったあっと
    心底ほっとした。
    ほんっとこの人のみせてくれる世界は素敵だ。

    最後のエッセイがあったのがちょっと嬉しかった。
    安房さんの素敵なお母さんぶりが垣間見られる感じ。
    こんなお母さんに育てられるって幸せだわ~。
    さむがりやのサンタはウチにもあるけど、
    そーゆー読み方があるとは思いもよらなかったなあ。

  • たいがいの物語では不思議な事が起こっても誰も怖がらなくて、むしろ楽しい事としてお話が進んで行くんだけど、
    この本のお話にはどれも少し影がある。

    物語に夢中で字ばかり追っていたら、p134の挿絵を見るまで刺繍だと気付かなかった。
    そこで改めて挿絵の部分だけページを戻ってみた。
    本棚に広げて置いておいてもいいな~と思えるかわいい本。

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著者プロフィール

安房 直子(あわ なおこ)
1943年1月5日 - 1993年2月25日
東京生まれの児童文学作家。、本名:峰岸直子(みねぎし なおこ)。
日本女子大国文科卒業。大学在学中より山室静氏に師事する。作品に『まほうをかけられた舌』『花のにおう町』絵本『青い花』(いずれも岩崎書店)、『白いおうむの森』(筑摩書房)『やさしいたんぽぽ』(小峰書店)などがある。『さんしょっ子』で日本児童文学者協会新人賞を、『風と木の歌』(実業之日本社)で小学館文学賞を、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞を、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞を受賞する。ほか、『きつねの窓』が教科書採用されており、よく知られている。
1993年、肺炎により逝去。

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