もりの てぶくろ (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 363
感想 : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834025804

作品紹介・あらすじ

まるでてぶくろのような形の、きれいな黄色の葉が1枚、森の小道に落ちていました。動物たちは通りすがりに、そっと手をあててゆきます。

感想・レビュー・書評

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  • 絵がきれいでやさしくて
    表紙の葉っぱに手を乗せて楽しみました^ ^

  • ブルガリアの秋の森を舞台にしたお話。
    それは綺麗な挿絵で、お話も愛らしい。

    「てぶくろ」というのは、森に落ちていた一枚の葉っぱのこと。
    通り過ぎる動物たちが、次々にその落ち葉に手を当てていく。
    「ぼくの手よりずっと大きいや」と言いながら。
    最後に通った親子の、小さな男の子が手を当てて「ぼくの手にぴったりだ。てぶくろみたい。」と言うところでようやくタイトルの意味が分かる。

    作者さんはブルガリアのソフィア大学院に留学し、現地の民話や絵本に興味を持つようになったという。
    帰国後は翻訳家としての活動が主だったが、この作品は初の創作絵本。
    長年にわたってブルガリアの詩や絵本を日本に紹介してきた功績が称えられて、ブルガリア共和国文化大臣より文化功労賞とメダルを授与されているらしい。
    バルカン半島の小さな国だが、文化の誇り高い国なのだ。
    おかげで、私たちもそれにあやかってこんな美しい作品に触れられるというもの。
    秋の美しい森の中には、小さな花たちや生き物たちもたくさん息づいている。
    絵の中からそれを見つけるのも楽しい。

    ちなみに、この本の中に登場するシジュウカラはお腹が黄色い。
    ユーラシア中・西部に棲息するシジュウカラの特徴で、もちろん私は肉眼で観たことも無い。
    そして野生のブルーベリーはとても背丈が低い。
    そんなところも興味深い。
    約3分。3歳から5歳くらいのお子に。

  • 絵がとても好み!
    話の展開も少しずつ変化して楽しかったです。
    民話のてぶくろみたいな動物たちが、葉っぱに手を当てて、大きいな小さいなと言っていくのがほのぼのでした。
    最後の男の子とかも帰る姿が良くて。
    あと、きつねがイケメンでした。

  • しずかなもりに、いちまいのはっぱがおちていました。どうぶつたちが、つぎつぎとてをあてて、そのおおきさにおどろいています。そこにやってきたのは──。
    はっぱはもちろんのこと、背景やどうぶつたちの繊細な絵に惹かれ読了。タイトルの意味はオチで判明します、なるほどそういうことだったのね。秋に読み、公園や森で探してみたくなる絵本でした。おすすめ。

  • 2019年度 幼稚園年長
    「次は何の動物?」   
    「くま~!」
    と、反応が可愛かったです。
    「本が短いー!」の言葉が嬉しかったです。

  • 長男3歳3ヶ月
    葉っぱの絵に手を当てて笑っていた。お話も絵もとても可愛いくてほっこり

  • 秋の絵本で一番好き。

    あなだが心奪われて拾い上げたその美しい葉っぱ。
    実はいろんな動物たちが前足を合わせてみた葉っぱなのですよ。

    …って想像したら、とっても楽しい。

  • 手袋にちょうどよい形の落ち葉。森の動物たちも、順番に手を合わせてみる。最後にほっこりした気持ちになれる素敵な本。

  • 絵も物語も、すごく好きな一冊。
    3歳の息子もお気に入り。

  • 静かな森に葉っぱが一枚落ちていた。ねずみがそっと手をあてる。「ぼくの手より大きいや。」うさぎやきつね、くまも手をあてる。最後に男の子が手をあてるとぴったり。手袋みたいと拾って帰る。(23ページ)
    ※動物が次々やってくる繰り返しがいい。読み聞かせにはいいのでは?

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著者プロフィール

八百板洋子 1946年福島県生まれ。1976年ソフィア大学大学院に留学し、ブルガリア語の翻訳書を多数手がける一方、日本の民話の採録・研究にも携わる。訳詩集『ふたつの情念』(新読書社)、『吸血鬼の花よめーブルガリアの昔話』(福音館書店)でそれぞれ日本翻訳文化賞を受賞。『ソフィアの白いばら』(福音館書店)で産経児童出版文化賞・日本エッセイストクラブ賞を受賞。『猫魔ヶ岳の妖怪 - 福島の伝説』(福音館書店)では産経児童出版文化賞美術賞を受賞した。

「2020年 『あっくんとデコやしき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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