もりの てぶくろ (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

著者 :
制作 : ナターリヤ・チャルーシナ 
  • 福音館書店
3.93
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本棚登録 : 166
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834025804

感想・レビュー・書評

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  • 落ち葉なので秋っぽいですが、出てくる男の子とお母さんが冬の服装。また、落ち葉をてぶくろに見立てていることから、秋から冬にかけての絵本かなと思います。
    いろんな動物が出てきて、次は誰が出るのかなとわくわくする絵本です。
    絵本の大きさが大きく、絵も大きいので見えやすい。
    絵のタッチはやや写実的で背景もきちんと描かれているので、赤ちゃんが見るには情報が多くなりがちですが、落ち葉の色彩がきれいです。

  • 道ばたにこれにそっくりの手袋が落ちていた。思わず手をあわせたくなっちゃった。たくさんの誰かが手をあわせてみたんじゃないかって想像しちゃってほっこりしたよ。読んだ子どももきっと同じことしちゃうんじゃないかなぁ。
    森の落とし物、1枚の葉っぱに動物たちの小さいちいさい手や大きな手が次々にあてられていくかわいい秋の絵本。その手袋はどのシンデレラにピッタリなのかな。

  • こどもは森のアイテム、大好きですよね。
    どんぐりや落ち葉。きっと何でもキラキラ写って見えるんでしょうね。

    お母さんと子どもの姿がほんとにナチュラル。

  • ブルガリアの秋の森を舞台にしたお話。
    それは綺麗な挿絵で、お話も愛らしい。

    「てぶくろ」というのは、森に落ちていた一枚の葉っぱのこと。
    通り過ぎる動物たちが、次々にその落ち葉に手を当てていく。
    「ぼくの手よりずっと大きいや」と言いながら。
    最後に通った親子の、小さな男の子が手を当てて「ぼくの手にぴったりだ。てぶくろみたい。」と言うところでようやくタイトルの意味が分かる。

    作者さんはブルガリアのソフィア大学院に留学し、現地の民話や絵本に興味を持つようになったという。
    帰国後は翻訳家としての活動が主だったが、この作品は初の創作絵本。
    長年にわたってブルガリアの詩や絵本を日本に紹介してきた功績が称えられて、ブルガリア共和国文化大臣より文化功労賞とメダルを授与されているらしい。
    バルカン半島の小さな国だが、文化の誇り高い国なのだ。
    おかげで、私たちもそれにあやかってこんな美しい作品に触れられるというもの。
    秋の美しい森の中には、小さな花たちや生き物たちもたくさん息づいている。
    絵の中からそれを見つけるのも楽しい。

    ちなみに、この本の中に登場するシジュウカラはお腹が黄色い。
    ユーラシア中・西部に棲息するシジュウカラの特徴で、もちろん私は肉眼で観たことも無い。
    そして野生のブルーベリーはとても背丈が低い。
    そんなところも興味深い。
    約3分。3歳から5歳くらいのお子に。

  • 動物や男の子が葉っぱに手をあててみるさまがとてもかわいいなって思いました。男の子の手袋みたいっていう発想がとても素敵だなって思いました。

  • 2011/10/27読み聞かせ

  • ロシアの画家・ナターリヤ氏が描く、静かな森の風景が写実的で美しい。
    タイトルにある「てぶくろ」とは綺麗に色づいた落ち葉なのだが、次々登場する動物たちがその葉に手を合わせる姿がとてもチャーミング。
    秋の雰囲気と情感がたっぷりと味わえる一冊。

  • あきのもりには何があると思う?
    くり?どんぐり?木の実?おちば?きのこ?
    この絵本は本当に、扉を開けて秋の森を散歩しているような気分になります。
    ねずみの手、うさぎの手、いろんな動物が出てきて、最後にぴったりだったは…
    ゆったり読みたい一冊です。(i44)

  • 絵が、とても美しいです。そして、あたたかい。
    木の葉いちまいで……
    最後に登場するのが男の子、というのもイイですね。

  • もりのてぶくろってなにかなーと思ったら
    きれいな落ち葉のことでした。

    動物たちが自分の手と比べてみて、
    最後に男の子が拾っていく

    赤ちゃんというかちーっちゃいこ向きの絵本でした。
    絵はきれい

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著者プロフィール

八百板洋子 福島県生まれ。ソフィア大学大学院に留学。訳詩集『ふたつの情念』(新読書社)、『吸血鬼の花よめーブルガリアの昔話』(福音館書店)でそれぞれ日本翻訳文化賞を受賞。『ソフィアの白いばら』(福音館書店)で産経児童出版文化賞・日本エッセイストクラブ賞を受賞。その他の訳書に『いちばんたいせつなものーバルカンの昔話』(福音館書店)など。日本民話の回で民話の採録、研究に携わる。日本の昔話では、『おはなし12か月(全15巻)』(共著・国土社)などがある。

「2017年 『猫魔ヶ岳の妖怪 福島の伝説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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