- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834025866
作品紹介・あらすじ
「あ」から始まる言葉だけで作ったお話から「わ」から始まる言葉だけで作ったお話まで。思わず「それ ほんとう?」といいたくなる、言葉遊びの本。
感想・レビュー・書評
-
2023.6.30市立図書館
ちょっと前にツイッターで記憶を頼りに本を探すアカウントのつぶやきで知って興味を持っていたら(松岡享子☓長新太のことばあそび!)、ちょうど図書館のブックトラックにあるのをみつけたので借りてきた。1973年に発行されたものを2010年に新規製版リニューアルしたもの、ツイッターで話題になるまで知らずにいた。
「あ」から順番に、そのひらがなから始まるものづくしのほらばなし(ぜんぶひらがな)が2−3ページ続いて、締めはいつも「〜って。」で最後に「それほんとう?」というつっこみの吹き出しがある。短編童話集ともいえるし、ナンセンスな詩集ともいえる。順番に読み進める必要はなく、どこから読んでも楽しめる。子ども向けだって手加減なし(大人もちょっと調べないとわからない言葉も…)、語彙のゆたかさは松岡享子の面目躍如。
造本も本文も、赤を基調にしたテキストとイラストに差し色の緑が効いていてしゃれているし、これは手元にほしい、そのうち買う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これまで様々な言葉遊びの詩や本を見てきたが、これほど衝撃を受けた本はない。
行の頭に
「あ」なら「あ」で始まる言葉で書かれた詩が
短くて1P()、長いと4Pにもわたって
書かれている。
文脈に破綻がなく、ストーリーとして成立している。
松岡享子の「本気」が、ここにある。 -
ふらっと入った古書店で見つけた初版本(1973年)
あめりかうまれの
ありのありすさんが
あるあきの
あかるいあめのあさ
あたらしい
あかいあまがさをさし
・・・・
「あ」で始まるおはなしから
「わ」で始まるおはなしまで。
おもしろくて、即買い!
この発想、すっごくいいね! -
声に出して、ず〜っと読んで、ひとり悦に入っていたのを思い出す。
声に出して、読むと、おもしろくなって、とまらなくなる。
「それほんとう?」って自問自答しながら、読み続けるのは、楽しい。
何気ないことに「それほんとう?」って疑問を持つことの大切さもあるよね。 -
「あ」から始まる言葉だけで作ったお話から「わ」から始まる言葉だけで作ったお話まで。思わず「それ ほんとう?」といいたくなる、言葉遊びの本。
★おはなし会など声を出す時に自分の声、言葉をほぐすのによい。 -
2019 5-3「な」
30年度 4-1「ま」「や」 4-2「み」
29年度 6-1 「い」
27年度(3-1) 「あ」 -
あ から わ まで
ナンセンスな詩がたくさん。
楽しい。
おはなしかいで使えそう