カエルの目だま (福音館の単行本)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834026535

作品紹介・あらすじ

だれの目だまが一番か、目だまじまんの結末は?動物行動学者日高敏隆の歌ものがたり。

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、動物行動学の第一人者である日高氏の半世紀前に寄稿した文章をもとに作られている。
    カエル、オニヤンマ、ミズスマシが自分の目だまが一番だと自慢するおはなしであり、文章はリズミカルで読みやすい。
    科学絵本として読んでも面白いのだが、一人ひとりの良いところを見つけて大切に育てるという本書のテーマに共感する。

  • カエル、トンボ、ミズスマシ、それぞれに合った目があるんだ、って言うお話。

    微妙に絵がリアルで、トンボの複眼のアップは怖かった。
    自分の目を自慢し合って、お互いに認め合って、最後はみんな仲良くなる、という王道と言えば王道のストーリー。
    でも、爽やかで優しい気持ちにもなれ、生き物にも興味がわく、とても良い絵本だと思います。

  • とても素敵。
    目玉自慢のカエルくんが、自分の目玉が一番と今日も元気におおはしゃぎ。ところが複眼を持つギンヤンマやミズスマシに出会ってすっかりしょげこんでしまいます。
    ーおいらの目なんかは、ただのデメだな。ああ、かなしい!ー
    やさしく愉快に生き物の面白さを伝えてくれる一冊。文章もリズムよく楽しい。絵も優しい色合いでクスッとユーモラスに描かれています。大好き。

  • カエル ギンヤンマ ミズスマシの目玉のちがいがよ~くわかる絵本なんだけど、知識本

  • <Eyes, Eyes, Eyes>
      
    デザイン/森枝雄司

  • 日高敏隆先生の絵本なんだけど...見事な七五調!!!
    トノサマガエルとギンヤンマとミズスマシの眼の構造について書かれた科学絵本。
    日本の動物行動学の第一人者でありながら文芸のレベルも素晴らしく高い。
    軽い衝撃を受けた。
    ローレンツ博士の訳本も早く読まねば。

  • 絵がステキ。文章とぴったり合っている。

  • ★★★★★
    蛙の目、昆虫の目、みんなそれぞれにぴったりの目玉を持っている。
    目玉の不思議な仕組みを楽しい絵本で。
    (まっきー)

  • 2012.7.4 4-1

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著者プロフィール

総合地球環境学研究所 所長

「2007年 『アフリカ昆虫学への招待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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