ジェニーとキャットクラブ (黒ネコジェニーのおはなし 1) (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834026702

作品紹介・あらすじ

ニューヨークに住む、赤いマフラーがトレードマークの小さな黒ネコ・ジェニー。ネコの集まりのキャット・クラブに入るにはなにか特技が必要ですが、ジェニーはなんにもできません。でも、クリスマスにご主人がスケート靴をプレゼントしてくれて…。

感想・レビュー・書評

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  • 3.4年。キャプテンと暮らすはにかみやの小さな黒ねこジェニーが、勇気を出してキャットクラブにはいる話、他2話。シンプルな挿絵だけれど、お話を読み始めるとどんどん引き込まれ、どのお話もワクワクと満足感を得られる。児童書の安心感に、腑に落ちるこの感覚は良い読書体験。個人的にカロヤカアシ・アリスという可愛い訳し方、好き。

  • かわいい黒ねこジェニーの話。

    勇気が出ない、ちょっと恥ずかしがりやのジェニーが、仲間に入れてもらったり、友だちができたり。

    男の子でも女の子でも。
    冒険したり勇気を出したり。ジェニーと一緒に、いろんな体験ができるお話と思いました。

  • 小さい黒猫赤いマフラーが目印
    猫がたくさん出てきます
    勇気を出して外に出て色んな経験していく姿良かったです

  • イラストは可愛かった。

  • 「ジェニーは、ニューヨークに住む、赤いマフラーがトレードマークの小さな黒ネコです。ネコの集まり、キャット・クラブに入りたいけれど、みんなの中に入っていく勇気がありません。だって、キャット・クラブに入るには、なにか特技が必要なのです。でも、クリスマスに、飼い主のキャプテン・ティンカーがスケート靴をプレゼントしてくれて・・・・・・。キャット・クラブに入るお話、ネコの学校にいくお話、初めてパーティーにでるお話、全3編を収録。」

    「ねこの学校の新入り、ジェニー。まっていたものは、乱暴もの。はしご者にのって、小さな猫をおいかける。でも、ジェニーはやられっぱなしじゃないよ。」
    (『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より紹介)

    ・人見知りのネコ、得意のものがないのが悩み。
    ・主人公は人間だけど読者は共感できる。
    ・短編集、3話入っている
    ・仲間ができることで、世界がどんどん広がる。勇気を出せば新しい世界が見える。
    ・イラストも多い。

  • ジェニーが可愛かった!学校にいくはなしがおもしろかった。

  • ジェニーが踊っていたホーンパイプダンスをYoutubeで調べてみたら、ジャンプが面白いダンスだった。
    ジェニーがキャットクラブでスケートの特技を黙っていたけど、キャプテンティンカーがスケート靴を作ってくれたおかげでキャットクラブに入れてよかった。

  • なかまに入れてもらうって、ドキドキ!

    ジェニーは、キャプテン・ティンカーの家に住む黒ねこ。家の庭では、毎晩のように「キャットクラブ」のねこたちが楽しそうに過ごしています。ジェニーは、「みんなのなかまにはいれたら、どんなにいいだろう」と思います。でも、なかなか勇気がでません。そんなあるばん、ジェニーが銀のアイススケートぐつで氷の上をすべっていると…。

    なかまに入れてもらうって、どきどきするよね。はにかみやのジェニーもそう。でも、ゆうきを出したら、すてきなともだちができました。ジェニーは、キャットクラブのねこたちや、ねこの学校のお友だちと、楽しくすごします。

    「ジェニーの心に、あたたかな気持ちがひろがりました。学校でそだてた友情は、これからも永久につづくのです。」

    読んであげるなら5歳から
    一人で読むなら3年生頃から

  • 可愛がられて育てられている子猫のジェニーが、外に出たり学校に行ったり学校から抜け出したりけんかしたり友だちを作ったり憧れたり冒険したり。考えて動いて少しずつ自信をつけて世界を広げて。小さくても弱くても頑張ってたくましくなって。ユーモアも大事だな。とてもよかった。

  • ちょっとはずかしがりやのジェニー。一緒に暮らすやさしいキャプテンとキャットクラブの仲間との話。だれでも楽しめると思うけど、特に猫好きの子に勧めたい

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著者プロフィール

エスター・アベリル エスター・アベリル(Esther Averill)1902年、アメリカ合衆国コネチカット州に生まれた。ヴァッサー大学を卒業後、ファッション関係の新聞の編集に携わる。その後、パリに渡り、児童書の出版社を設立。帰国後も出版業を続けながら、ニューヨーク公共図書館の児童部に勤務。黒ネコジェニーの数々の話をはじめ、多くの著書がある。1992年没。

「2012年 『ジェニーときょうだい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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