カエサルくんとカレンダー (福音館の科学シリーズ)

制作 : せきぐち よしみ 
  • 福音館書店
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本棚登録 : 151
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834026948

感想・レビュー・書評

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  • これは面白い。
    「2月はどうして短いの?」というサブタイトルどおり、カレンダーの
    出来た歴史をふりかえる内容だ。
    大人にとっては復習のはずなのに新鮮に感じるのは、解説と進め方がとても上手いから。
    そしてその解説は今回も「カエサル君」。
    「今回も」というのは【カエサルくんと本のおはなし】にも案内役で登場していたため。
    2冊はシリーズで、こちらの方が先に出たらしい。
    挿絵は(今回も・笑)関口喜美さんで、驚くことに挿絵画家さんとしては本作がデビューらしい。
    表情豊かで明るく見やすい絵で、細かな部分でたくさんの工夫が設えてある。
    お話が難しく感じられる子は、この絵でかなり救われるんじゃないかな。

    主人公は小学生の「ゆうかちゃん」という女の子。
    引っ越してきた家で、お母さんから新しいカレンダーをもらう。
    眺めていて、ふと「2月だけ短いのはどうして?」「月によって日にちの数が
    違うのはどうして?」と疑問に思う。
    するとそこに小さなカエサル君が登場して、そもそもカレンダーがどうして出来たか、
    2月がなぜ28日しかないのかを、説明してくれるのだ。

    地球の自転、天動説と地動説、月と太陰暦、地球の公転、太陽暦・・
    この流れがとても分かりやすく語られる。
    古代ローマでは、今の3月にあたる月から一年が始まっていたとか、12ある月に
    31日と30日を交互に割り振っていたとか、8月の「August」はカエサルの息子の
    「Augustus(アウグストゥス)」からつけられたとか、作者自身による最後の「解説」まで
    興味は尽きない。
    現在のカレンダーになるまでのカエサル君の貢献や、そこはかとない歴史のロマンなども
    感じ取れて、絵本でありながらワクワクする読み物にもなっている。

    「ゆうかちゃん」が低学年くらいなので、そのくらいから読めそうな気もするが、
    内容的には中学年以上かな。
    32ページに文字数がとても多く、約12分かかる。
    息切れしてきそうだけど、一度読んでみたいな。

  • 3日前、娘が言いました。「ねー、なんで今年は2月29日まであるのー?」
    私は、こう言いました。「閏年だからだよー」
    すると、こんな質問が。
    「閏年ってなに?なんで2月だけ28日の年と29日の年があるの?」「・・・・・・」(←答えられない私)
    さーて、皆様。これ、あるあるじゃないですか?答えらます????????この質問の答えをまだ宿題にしている私。すまんな、娘!で、探しましたよこの絵本!この絵本、1/18に発売されたばかりのようですよ!なんて絶妙なタイミング!これは、この時期に娘のような質問をする子が多くてそれに答えられない親が多いってことかしらー???で、購入してみようと思いますよ。この手の話は、その時納得してもすぐに!忘れるもんでね。。。。多分4年後に聞かれたときにはすっかりリセットされてる自分が想像できるしな。 by えみママ

  • 暦の成り立ちについて教えてくれる。考えるきかっけになる本。大人でも知らないでいることも多いと思います。
    西洋史にも興味惹かれる本。

  • お話自体も面白く、子供も楽しく読んだ。
    クレオパトラとかアウグストゥスとかが出てくるのもよかったし、カエサルの髪が薄いところも忠実。本筋ではないところも楽しめた。

  • カレンダーを見ていて、自分の誕生月の2月がほかの月より短いことに気が付いたゆうか。なぜ?と思っていると、カレンダーの中からカエサルくんが登場。1年が365日になったわけと、30日・31日と交互になるわけや、2月が短いわけなどを教えてくれる。ついでに、8月と7月の英語は自分と自分の息子の名前からきていることも。

    短い絵本の中でわかりやすく暦について教えてくれます。

  • 太陽暦とカレンダーの成り立ちがよくわかる。小さいカエサルが登場して、女の子にカレンダーの歴史を解説してくれる、ある意味シュールな絵本。大人の自分でも知らなかったことがいろいろあった!

  • 地動説と天動説の話から太陰暦を太陽暦に変えた話、8月が31日ある理由、うるう年の事まで説明がある。語り口調の文体なので、読みやすい。

  • 今のカレンダーになった過程がよくわかりました。

  • あとがきの補足も含めて読むと面白い
    カエサルくんの名前から7月の名前がつき、その息子の個人的な理由でひと月の日数が決まったり、カレンダーって人間くさいものなんやなぁ

  • ■2015.02 小学校中学年以上対象

    正しい知識や技能を習得し活用する力、社会生活に必要な良識と倫理観念を育む作品

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