- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834026979
感想・レビュー・書評
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「中を見る」という表現で思い浮かぶもの。
それは箱や袋など、「内側の空間」と「外側の空間」を分ける構造を持つもの(道具)の“内側”を見る、ということだけだった。つまり普段目で見ることの出来る空間だけが思い浮かんでいた。
この本のようにX線照射を使って実際には見ることができない木材などの内部を見るという発想は無かった。
自分が縛られていた固定観念、思い込みに気づかせてもらえた。
そしてX線写真って面白い。もっと色んなものの中を見てみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんなものをレントゲン写真で撮影して中はどうなっているか見る絵本。試みも面白く1歳でも楽しく見ていた。もう少し大きい子の方がいろんなやりとりはできそう。
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☆2023.6 小学校読み聞かせ 学年いろいろ少人数☆
「~してみよ」という、かたい手触りを感じさせる言葉がまずキャッチーで、こどものアンテナが動き出すのを感じる。冒頭から誰ともなく自分の考えを口にしだして、騒々しすぎない知的な相互交流ムードがつくれるのがこの本の魅力かなと思う。背表紙の「おしまい」につながる終わり方もよく、多くの子が「満足!」のいい表情を見せてくれる。問題(?)のひとつひとつが、難しすぎず易しすぎず、でよく練られているのを感じる。単なる「想像」にとどまらず「具体的な推理」のような頭の使い方がこどもたちへの心地よい刺激となっているなあと思う。いっしょに読むととっても楽しい! -
いすの、ねじをそうぞうしてみたら20ぽんあたった!
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「身近なものを透かして見ると、どんなふうに見えるでしょう?X線写真を使って、椅子や貯金箱、鉛筆、ボールペンなど身近なものを透視してみます。椅子に使われている釘、貯金箱にたまっているお金、鉛筆の芯など普段は見えないものを見ることができました。中を想像する楽しみを味わってみてください。中を想像することは、物事の仕組みを考えることです。見ているだけで楽しめるシンプルな美しさを持った写真絵本です。
読んであげるなら 4才から
自分で読むなら 小学低学年から
「世界は驚きと美しさに満ちています。そのひとつひとつを子どもたちに届けるためには、どんな見せ方をしたらよいでしょう。この世界のすばらしさを限られたスペースの中で再現するために、「かがくのとも」は様々な工夫をしてきました。縦にしてみたり、ページを切ってみたり、ひとつの絵に何ページも使ってみたり。この世界の魅力を丸ごと届けたい、そんな思いで紡ぎ出してきた工夫の数々を見てみましょう。」
(『かがくのとものもと』福音館書店 2019より)
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包丁の持ち手の中、知らなかった!そうだよね、木に埋めこまなきゃ、包丁が折れてしまう。
マトリョーシカの中身も、赤鉛筆と青鉛筆の間も、どうなっているか想像してみるとおもしろかった。 -
未就学児に読んであげたけど、出てくる“もの”を知っていないと楽しめないみたいだ
ただ中身がなにかという点には食いついきたので、もう少し大きくなったら改めて読ませたい -
物をレントゲンで見る写真絵本。
子供は椅子の釘を数えることにはまっていました。
珍しいのか、大人も興味津々でした。 -
x線写真ブームの子供に刺さったみたい。