こねこのハリー (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 188
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834027273

作品紹介・あらすじ

こねこのハリーは、お母さんと散歩にでかけました。ハリーは、お母さんが目をはなしたすきに、大きな家の屋根にのぼって、おりられなくなってしまいます。消防士さんに助けてもらったハリーは、帰りぎわ、名残惜しくて、いつまでも消防士さんに手をふっていました。お母さんは、ハリーに投げキッスをするように促しますが……。子どもの恥ずかしがる気持ちを描いた、愛らしい作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 読み聞かせをするには小さい本なのだけれども、ハリーがとても愛らしい。投げキッスのくだりは笑えた。

  • お茶目な子猫のハリーだけでなく、絵本のサイズまで可愛らしい。余白が多くてセリフも少ないから短い時間で読めちゃうけど、ゆっくり眺めたい絵本。

  • かわいい!ねこらしさと子どもらしさがたまらなくかわいい。絵のタッチも素敵だし、なんといっても間が良い。キュンとする絵本でした。

  • ハリーがかわいい。

  • <THROW A KISS,HARRY>
      
    装丁/三上祥子(Vaa)

  • わはは。ハリーかわいいっ!こんなん大好き。茶目っ気たっぷりでかわいくて小憎らしいハリー。ユーモアだね。子どもたちに向けたユーモアに拍手。かめやお花や消防士さん。散歩ひとつでこんなに豊か。子どもの生活はおもしろいことで溢れている。いや、子どもだけじゃなくて大人もね。

  • かわいいこねこのハリーと、それを見守るやさしいお母さん。かわいいかわいい子どもの様子が、優しい線で描かれています。読んでいるだけで、そしてこの小さな本に触れているだけで、こちらの気持ちもあたたかなものになります。大切な一冊です。

  • 子供が聞き分けがないのではなく、大人が身勝手なのだということを教えてくれるよい絵本。
    仕事に疲れた時に読むと、部下が言うことをきかんのではなく、上司のやらせかたが下手なのだと思えるよい絵本。

  • うちの子どもはこのサイズの本が好きで必ず1冊は小さな絵本をチョイス。読んでみるとなんとも素敵な本。子どもの心理描写が短い文と絵でとても伝わってくる。色味も少なくスケッチのようなタッチ、ちょっとシュールな絵ですがその素朴な感じが日常にもとてもマッチしている。読み終わると何だか笑みが溢れて読後感の良いいい本です。お子さんのいる方は読んでみるといいです。

  • お散歩に出かけたハリーとおかあさん。ハリーはおかあさんが立ち話をしている間に、木から高い屋根に上がってしまい、降りられなくなってしまいます。消防士さんが助けてくれますが・・・
    鉛筆の優しいタッチで描かれた絵が温かく、さらにハリーがとにかく可愛いのです!
    大人にも読んで欲しいほっこりする絵本です。
    ペンネーム:野菜ジュース

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著者プロフィール

メアリー・チャルマーズ メアリー・チャルマーズ(Mary Chalmers)1927年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。小学生のころ、姉が芸術家を志したのにならって、自分も同じ道に進む決心をする。フィラデルフィアの美術学校を卒業後、自作の絵本や、他の人の文章に絵を描いた作品を数多く発表。メリーランド州在住。

「2012年 『ハリーのクリスマス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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