サム、風をつかまえる (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834027549

作品紹介・あらすじ

元気いっぱいのこぶたのサムが活躍する、「おめでたこぶた」のシリーズ第2巻。ある日、サムご自慢のズボンが、風にさらわれて飛んでいってしまいます。サムはズボンをとりもどそうと必死で追いかけますが・・・・・・。この「サム、風をつかまえる」をはじめ、バラエティーに富んだお話を全部で6話収録しました。長い眠りから目を覚ました龍や、アイルランドから来た干し草つくりの三人組、それに靴つくりの妖精レプラコーンも登場します。

感想・レビュー・書評

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  • グレイラビットシリーズが楽しすぎたので、続けて読んだのですが、可愛らしい絵からは想像がつかないような展開が多く、怖がりな娘には、「怖すぎる」ようでした。だましだまし、2巻まできましたが、もう、3巻に進むのは難しそうです。

  • こぶたのサムのズボンは、あちこちつぎ当てだらけで、もとのズボンがどこだかわからないくらいです。しかもそのつぎ当ての中に、なんとネズミの一家を飼っていたものですから、ねえさんのアンは新しいズボンを作ることにしました。みんなで作ったそのズボンはとてもステキな出来ばえで、動物たちも鳥も集まって来てはほめてくれます。ところがそのズボンが風にさらわれて…。
    気のいいサムの冒険は、結構ハード。ハラハラさせて、どうなるかと思ってたら、実にうまく収まります。どのお話も楽しい!
    読んでもらったら5歳ぐらいからOKです。

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著者プロフィール

アリソン・アトリー 1884年、イギリスのダービシャー州の古い農場に生まれる。広い野原や森で小動物とともにすごした少女時代の体験をもとに、多くの物語やエッセーを書いた。日本語に翻訳された作品に『グレイ・ラビットのおはなし』『時の旅人』(以上岩波書店)、『チム・ラビットのおはなし』(童心社)、「おめでたこぶた」シリーズ、『むぎばたけ』『クリスマスのちいさなおくりもの』『ちゃいろいつつみがみのはなし』(以上福音館書店)など多数。1976年没。

「2020年 『はりねずみともぐらのふうせんりょこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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