富士山うたごよみ (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
4.01
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本棚登録 : 268
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834027600

作品紹介・あらすじ

奇想天外な絵、みずみずしい感性の短歌と文からなる画期的な絵本です。日本人の心の故郷である富士山をモチーフに、立春、大暑、秋分、冬至などの「二十四節気」という古来、中国から伝わってきた暦の順で、不思議なコラボレーションが演じられ、日本文化の美的伝統が感じられます。 家庭では季節のこよみとして使えるように工夫しています。子どもから大人まで幅広く日本の四季を楽しめる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 小学2年生の長女へのプレゼント&私の楽しみに購入。

    日本一の山、富士山。
    U.G.サトーさんによるユニークで圧倒的な存在感の富士山の絵が素晴らしく魅了されてしまいました。
    そこに俵万智さんの二十四節気になぞらえて配した自作の歌と詞書きが絶妙にマッチしてさらに楽しめる絵本になっています。
    もちろん「サラダ記念日」の短歌も入っています。
    豊かな絵と言葉、短歌などを楽しみながら四季を味わえる絵本。

    「立春」「秋分」「大寒」などよく知っている二十四節気からあまりなじみのないものまで、折々にこの絵本を見ながら一年を過ごして行きたいなと思いました。

    • 円軌道の外さん

      遅くなりましたが
      フォロー&お気に入りポチ
      ありがとうございました(^O^)

      兵庫県に住む、
      猫と映画とロックと活字中毒な...

      遅くなりましたが
      フォロー&お気に入りポチ
      ありがとうございました(^O^)

      兵庫県に住む、
      猫と映画とロックと活字中毒な
      プロボクサーです。


      絵本好きなんですね。

      自分も暇さえあれば
      いつも本屋か図書館に
      入り浸ってます(笑)


      図書館や本屋さんの
      あの音を吸い込む
      シーンとした静けさとか、

      紙本来が持つ質感とか、
      紙独特な匂いが
      好きなんです(^O^)


      あと学校へ行けずに引きこもりになった子供たちに、
      ボクシングを教えたり
      絵本の読み聞かせをしてます。


      詩や短歌も含めて
      日本の四季を感じさせてくれるものや
      和情緒あふれるものは
      個人的に大好物なんで(笑)
      この絵本も
      今度またチェックしてみたいと思います!


      これから何かと
      レビュー等参考にさせてもらいますんで、
      今後ともよろしくお願いします(^_^)

      コメント頂ければ
      必ずお返しに伺います☆


      2013/02/23
    • はぴさん
      円軌道の外さん、コメントありがとうございます^^
      たくさんお気に入りも押してくださってうれしいです。

      円軌道の外さんはプロボクサーとのこと...
      円軌道の外さん、コメントありがとうございます^^
      たくさんお気に入りも押してくださってうれしいです。

      円軌道の外さんはプロボクサーとのこと。
      子ども達にボクシングを教えたり、絵本の読み聞かせ、いいですね!素敵だなと思いました。

      この絵本、ぜひチェックしてみてくださいね♪
      こちらこそこれからよろしくお願いします^^
      2013/02/24
  • どう?なに?と問われて、富士山の絵を見ながら、答えを思う。とても心地よかった。

  • 俵万智さんの日常を彩る短歌の良さが出ていてよかったです
    俵万智さんの短歌をもっと読みたい!と思いました
    あまり短歌に馴染みがなくても、子供でも楽しめるようにひとことコメントがあるのも良かったです
    短歌を咀嚼してからコメントを見るとより楽しめそうなので短歌と離れた場所にコメントしてあるといいな〜

  • 毎ページの富士山モチーフがステキ♪
    俵万智さんの「サラダ記念日」も懐かしい。
    朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で桃太郎がよんでいたなぁ。

  • この絵本が出た時から、欲しくて欲しくて、とうとう購入してしましました。
    二十四節気に、俵万智さんの短歌、U・G・サトーさんの富士山の絵が添えられています。

    学生の頃「サラダ記念日」を購入してから、大好きになった俵万智さん。新しい季節がめぐって来る度に思い起こす歌が、自分の中にたくさんあります。

    この絵本の中には、「え、この季節にこの歌?」と思うものもありました。
    けれど、そんなこと“どうでもいいよ”と思える力があります。

    U・G・サトーさんの富士山の絵が、どれも洒落ていて、とても楽しめました。

    何度も、眺めている絵本です。

  •  U.G.サトーさんの絵がキョーレツ。
    色彩とデザインに頁をめくるたびにハッとさせられる。
    富士山好きにはたまらない1冊。飾っておきたい。
    あ、でも短歌は富士山とはあまり関係がなかった。
    以前に発表されたものらしい。
    ほとんどの短歌を知っていた自分に驚く。
    そんなに俵万智好きだったっけ?
    俵万智さんの短歌はここでコレ?と思うようなのもあったりで、絵にのまれてしまった感じもする。
    ご本人が短歌の解説をつけていて、それは面白かった。
    子供と楽しみたい。
    「富士山が隠れてるスゲエ。描いてないとこの使い方がうまい!」(S8)

  • 期待した俵万智さんの短歌はよく知られた以前に発表されたもの。でも季節によって並べて、子供が読みやすい文が付け加えられている。日本の暦ってなじみがなかったなあと思いました。絵は奇抜です。富士山で統一されていて、いくらピカソでも人物を描いたのだと分かるように、富士山をアレンジしてあります。

  • 富士山、富士山、富士山。どのページもすべて富士山の絵ですが、よくよく見ないと富士山とわからないものも。日本人って、この形なら全部富士山に見えてくるんだなあ、とビックリします。季節を表す美しい言葉と、俵万智さんのわかりやすい短歌が添えられていて、読む部分も楽しい。
    身近なものを富士山に見立てて、絵を描いてみたくなる絵本です。

  • 日本の季節と、
    移り変わる富士山の姿
    それに、
    心を映し出す、瞬間を切り取る
    俵 万智のすがすがしい短歌。

    子どもにも、大人にも。

    ゆっくり味わいたい
    素晴らしい絵本です。

  • おもしろいよ、この絵本開いてみて!
    U・G・サトーさんの富士山の絵と俵万智さんの短歌と
    二十四節気の話。
    わ~~っユーモアいっぱいの富士山の絵、こんなところにこんな富士山、
    猫もピアノもコーヒーカップまで富士山。
    スプーンの中にも富士山。
    俵万智さんの短歌で、いつも感じる、
    ことばのおもしろさ

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著者プロフィール

1987年の第1歌集《サラダ記念日》はベストセラー。歌集に《かぜのてのひら》《チョコレート革命》《プーさんの鼻》《オレがマリオ》《未来のサイズ》《アボカドの種》、評伝《牧水の恋》、エッセイ《青の国、うたの国》など。2022年、短歌の裾野を広げた功績から朝日賞を受賞。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。

「2023年 『旅の人、島の人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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