- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834027921
作品紹介・あらすじ
静かな海にザトウクジラのお母さんの歌声が響きます。もうすぐクジラの赤ちゃんが生まれるのです。お月さまが見守るなか、赤ちゃんはお母さんのおなかの中の小さな海から広い海へとすべりでました。そして、赤ちゃんは小さな息を「ぶおーっ」と吹き上げ、お月さまにはじめてのご挨拶をしました。神沢利子さんの心地よいことばと、あべ弘士さんのあたたかな絵で描かれた、愛情たっぷりの絵本です。
感想・レビュー・書評
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赤ちゃんの育ちを見守るお月様、大事に育てるお母さんクジラ。
様々な視点が交差してとてもあたたかい絵本。
夜の海に月が反射して白くなる水面の表現が美しい。
あべ弘士さんの力強いタッチだけれどもライティングが繊細に表現されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館本。広い海をお母さんクジラと赤ちゃんクジラが悠々と泳ぎます。それを、お月様が空から眺めています。
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母さんクジラの愛情たっぷり、お月様にも見守られながら健やかに成長する子クジラの物語。
息子は穏やかなストーリーと大らかな絵柄が気に入ったようでした。就寝前の読み聞かせにぴったりの絵本だと思います。(4歳9ヶ月) -
図書館本。広い海をお母さんくじらと赤ちゃんくじらが悠々と泳ぎます。それを、空からお月様が眺めてます。
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1歳4カ月児はお月さまを指さしてニコニコです。
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シンプルで詩的な静かなお話。
ユーモラスで動きのある絵本でした。
色もきれい。
最後に楽譜があって歌わされた…
いや、歌わされたというのは良くないけど!笑
面白かったです。 -
[江戸川区図書館]
朝玄関前の読み聞かせで、「クジラの卵の大きさは!?」と聞くと、「これくらい?」「これくらい!」と様々な大きさを提示してくる二年生たち、、、、、「おーい、誰かつっこみたい人はいないのかい?」その問いに関する返事はなかったくせに、
「クジラは卵を産まないでしょ~~~~!!!」
と明かすと、
「あ」「知ってたよ、それくらい」と、大体二種類の反応。
つられてしまうのは大人でもよくあるけれど、それでもつられず答えられるように速くなろうね~。
お話自体は、表紙絵の通り、ゆったりと落ち着いた、夜の寝物語に良さそうな本。月と、クジラと、その赤ちゃんと。大きくはないけれど横長の見開き絵本で海の広さを感じられる本だった。 -
海で泳ぐクジラを見たことがありますか?日本でも春に小笠原諸島沖で見ることができます。しかも、親子連れで。地球上で一番大きなほ乳類であるクジラを身近に感じることのできる絵本です。
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文章が滑らかで優しくて穏やかで読み聞かせしていて、私が心地よかった。絵も文章に合っていて良かったと思います。息子は絵に違和感を覚えていたようで「これはなんでこうなの?これってなに?」とかの連発でしたが。