- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834030327
感想・レビュー・書評
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大好きな懐かしいエルマーを再読。
デティールのうまさに改めて驚く。
リュックに詰めて持っていく品々(ガネットさんの憧れだったチューインガム!も)が冒険に活かされていくおもしろさ。
細やかな絵地図、リアルな数字、言葉の言い間違えなど、こどもが夢中になる要素盛りだくさん。
エルマーのキャラクターがまたいい。
繰り返し襲う危機を機知と沈着冷静な対応とリュックの品々で切り抜けていくのが、なんとも気持ち良い。
幼い子どもはエルマーに全幅の信頼を寄せ、安心して冒険を一緒に楽しめるのかもしれない。
義理母のルース・クリスマン・ガネットの挿し絵が素晴らしく、エルマーのおはなしは、この挿し絵抜きでは考えられないほど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20年以上前、何度も何度も読んだ。数年後にはハリーポッターに胸躍らせるが、当時はそれと同じ規模のワクワクがあった。
当時アメと言えば主に、保育園のお迎えの時におじいちゃんがくれる「生梅飴」(たまに黒飴)だった自分にとって、エルマーの「ももいろの棒つきキャンデー」は憧れ以外の何ものでもなかった。「ももいろ」が味の想像を掻きたて、何より「棒つき」ってのが最高。日本じゃないどこか遠くの世界を空想しながら冒険がはじまる。
りゅうの好物はみかんの皮、、、とにかく食べものばかり印象に残っている。
(おじいちゃん、生梅飴大好きです) -
2024年6月、ルース・スタイルス・ガネットの訃報を聞く。100歳での大往生だった。
わたしが生まれる前から人気者だったロングセラー「エルマーのぼうけん」シリーズに私がであったのは、親となって三人目の子が生まれてからだった。上の娘たちは勝手にどんどん絵本から児童書、大人の本へとステップアップしていったが、末っ子ぼーずは娘たちに比べると自分で読み始めるのが遅く、読み聞かせから一人読みに移行する時間がたっぷりあった。そこでであって存在感が大きかったのがこの本と工藤ノリコ「マルガリータとマルチェッロ」シリーズで、低学年のうちは夜おやすみまえの本として少しずつ読み進め、何度読んでも楽しくて、高学年になってからも音読の宿題などで一章ずつ読んだりしていた。渡辺茂男訳のやや古めかしい日本語(「そうはとんやがおろさぬわい」とか)もこれでずいぶん吸収したはず。やさしくあたたかい冒険譚をありがとう。R.I.P. -
なつかしの名作。
娘に読んであげたい。 -
エルマーのぼうけん展で話題になってるので1作目しか読んだことなかったシリーズを通して読んでみた。
ちなみに1作目も大人になってから読んだ。
ドキドキな冒険劇。3作はお話が繋がってる。
なんといっても見返しの地図がワクワクするね。
エルマーの機転の利かせ方が凄いと感心。
りゅうの家族が幸せに暮らせるといいな。 -
子どもの頃、毎晩寝る前に父親と一緒に読んでいた思い出の本。今でも、その時感じたワクワクした気持ちをよく覚えています。
エルマーが、色々なことを考えながらぼうけんの準備をし、それが実際に思いもよらない形で使われるシーンに胸が踊ります。
子どもができたら絶対一緒に読もうと思っていましたが、まだ読めていません。。8歳の長男はそろそろ自分で読めそうなので、渡してみようと思います。
きっと、大人になった今読み返しても違った目線で読めて面白い本だと思います。名作です!
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なつかしい!!かわいい!!好き!!
図書館で3冊一気に読んでしまった。
これはほしい。できたら函入りのやつ。できたら愛蔵版。 -
うろ覚えなのでずっと読みたかったエルマーのぼうけん、挿絵がとにかくかわいい…
りゅうに名前があったんだ!とか最後のエルマーとの別れの涙のシーンでグッと来たり、大人になった今新鮮な気持ちで読めました。
食べたり休んだりするシーンが多くて物語の中のリアリティがあっていいなと…ワクワクして爽快なぼうけんが詰まってました。 -
初めてエルマーのシリーズを読んだ。
展示は行けなかったけど、、、
りゅうが可愛すぎる。空色と黄色のしましまって。
かわいすぎ。
エルマー度胸ありすぎ。みかん食べすぎ。
また絵が素敵だよねー。
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子どもの頃に読んだ本。
自分の子どもたちに寝る前に読み聞かせ。名作は色褪せない。ワクワク毎日少しずつ子どもたちと楽しめた。
自分が昔楽しんだ本が、子どもたちにも楽しんで読まれて行くのは良いな。
著者プロフィール
ルース・スタイルス・ガネットの作品





