切り株ものがたり (福音館創作童話シリーズ)

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834080049

作品紹介・あらすじ

山中の小高い草地にある、年をへた大きな切り株-それは、さすらいの生活を送る山の民と、里の人々をわずかにつなぐ交流の場でした。そこにひっそりと置かれ、山の少女の手にわたった市松人形。代わりにもたらされたのは、小さな竹笛でした。そしてある日人形は、燃えさかる炎にのみこまれてしまいます…。思いがけない運命の転回。少年のひたむきな想いは、ふたたび少女に届くのでしょうか?小学校中級から。

感想・レビュー・書評

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  • 時代設定といい、題材といい、児童書としては渋いなという印象。

    少年の少女に対する贖罪の気持ちと、職人としての心意気が胸に迫るものがあった。

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著者プロフィール

今井恭子:広島県生まれ。日本文藝家協会会員。日本児童文学者協会会員。児童文学作家。作品に、『歩きだす夏』『ぼくのプールサイド』(学研)、『アンドロメダの犬』(毎日新聞社)、『前奏曲は荒れもよう』『切り株ものがたり』(福音館書店)、『丸天井の下のワーオ!』『こんぴら狗』(くもん出版)、『ぼくのわがまま宣言!』(PHP研究所)、『ギフト、ぼくの場合』(小学館)など多数。『こんぴら狗』では、第58回日本児童文学者協会賞、第65回産経児童出版文化賞産経新聞社賞、第67回小学館児童出版文化賞を受賞。東京都在住。

「2023年 『キダマッチ先生!7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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