メリーさんのひつじ (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 170
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834080278

作品紹介・あらすじ

童謡「メリーさんのひつじ」は、本当にあったエピソードがもとになっています。ある時、瀕死の状態で生まれたこひつじは、メリーの必死の看病のおかげで一命をとりとめます。それからというもの、ふたりは大の仲良しになって、どこへ行くにも一緒。そして、メリーが初めて学校へ登校する日、こひつじもメリーについて行きます。やがて、授業が始まり、机の下に隠れていたこひつじが教室に飛び出すと、クラス中が笑いの渦に…。

感想・レビュー・書評

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  • 有名な「メリーさんのひつじ」の歌の素になったお話です。ある時学校について行ったのではなく、いつも羊は学校へ行き先生も生徒達も暗黙の了解があったようです。たまたま偉い人の授業参観の日に隠れていた羊が現れ、面白がったその偉い人が歌を作ったそうなのです。

    それにしても
    ♬先生は怒って・・・追い出した
    という歌詞は日本語版のみにあるそうです。何故そんな歌詞がくっついちゃったのか?不思議です。

  • ★★★★☆
    メリーさんのひつじの歌を歌ってもらって。
    お話のすすみ方がなんとなくぎこちないけど、よく知っている歌の物語なので興味深く
    絵も朴訥としててよいです。メリーさんが年齢より上に見えますが、羊のお姉さんだからかな!
    (まっきー)

  • あの歌の成立過程がわかった。
    興味深い!
    すべてのページの絵が素晴らしい。

  • なるほどーーー!

  • 978-4-8340-8027-8 40p 2014.11.10 ?

  • かの有名なメリーさんのひつじの歌のもとになったひつじのおはなし。学校にまで着いてくるひつじがとても愛らしい。

  • 2015年5月10日

    <MARY AND HER LITTLE LAMB: the true story of the famous nursery rhyme>
      
    デザイン/森枝雄司

  • >童謡「メリーさんのひつじ」は、本当にあったエピソードがもとになっています。
    愛情で結ばれた女の子とこひつじは、どこへ行くにも一緒。
    学校ではひと騒動起こします。

    メリー・エリザベス・ソウヤーさんと子羊のエピソードから「メリーさんのひつじ」が生まれたと初めて知りました。
    授業参観に訪れたジョン・ラウルストーンさんがメリーと羊に出会い詩を手渡したことがきっかけとなり、後にこの歌が完成したとのこと。
    それが世界中に知られている有名な歌になったんですね。

    最後に英語の楽譜と歌詞、日本語の歌詞(こうのすゆきこ訳)が紹介されています。
    日本語訳は私が聴き慣れている歌とは違うけれど、素朴でかわいらしくていいなと思いました。

  • 26年度(3-3)紹介のみ

    読むと10分強

  • とある農家にメリーさんという女の子がいた。
    その農家でひつじが2匹生まれた。
    片方がとても弱弱しかったのでメリーさんが家に連れて帰って面倒を見て、ひつじは何とか生きながらえた。
    ひつじは大きくなってからもメリーさんと仲良くした。
    例えば、ひつじ小屋には入りたがらず、メリーさんの建てた小屋で寝起きしたり、昼間もひつじよりも他の動物たちといることが多かった。
    メリーさんも学校へ行く年頃になり、ひつじを置いて学校に行こうとするがひつじはついて来てしまい、とうとう学校に入ってしまう。
    机の下に隠してなんとか乗り切ろうとするが、メリーさんが当たり黒板に答えを書くことになる。
    するとやっぱりひつじはついて来てしまい、先生の知るところとなる。
    たまたま授業を見に来ていたお客さんがメリーさんに、詩を書いて贈ったのだった。

    「メリーさんのひつじ」の歌が実話を元にして作られたものだったという絵本。
    もらった詩をメリーさんは家に持ち帰って残しておいめメリーさんもみんなに広めたり、その詩にメロディをつけた有名な音楽家がいて、音楽学校の先生をやっていたこともあって今世界中に知られる歌になったのだとか。

    もしかして暗い背景があるのかと心配したけれど、楽しそうな背景でよかった。

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著者プロフィール

ウィル・モーゼス ウィル・モーゼス(作者) アメリカの絵本作家。かの有名なグランマ・モーゼスの曾孫にあたり、フォークアートの伝統を引き継ぐ。彼の絵は世界的に認められており、スミソニアン博物館やホワイトハウスをはじめ、アメリカで最も権威あるコレクションの中でも展示されている。現在はニューヨークのスタジオで、昔話や民謡を題材にした絵本を多数、制作している。日本で翻訳されるのは、この絵本がはじめて。

「2014年 『メリーさんのひつじ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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