おいしいものつくろう (こどものとも700号記念コレクション20)

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  • 福音館書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834080582

感想・レビュー・書評

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  • 「小川のそばに住むアライグマの家の朝ご飯は「ぱっくりドッグ」、ウサギの家の朝ご飯は「オムレツ・フラメンコ」。お昼はいっしょにひなたやまに遠足にいって食べることにしました。お弁当は「おむすびごろりん」と「たからじまサラダ」。おやつの「かじゅえんゼリー」、晩ご飯の「たのしみどうふ」……。その名も楽しい料理のレシピがそれぞれ短い詩になって、お話を進めていきます。」
    読んであげるなら 4才から

  • むらの動物達のそれぞれの家の料理やら、みんなで集まっての料理やら。作り方レシピのページもテンポ良い文章で読みやすい。動物達の毎日の絵がとても細やかに描かれていて、何度でも読み返せそうな絵本です。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00576612

    小川のそばに住むアライグマの家の朝ご飯は「ぱっくりドッグ」、ウサギの家の朝ご飯は「オムレツ・フラメンコ」。お昼はいっしょにひなたやまに遠足にいって食べることにしました。お弁当は「おむすびごろりん」と「たからじまサラダ」。おやつの「かじゅえんゼリー」、晩ご飯の「たのしみどうふ」……。その名も楽しい料理のレシピがそれぞれ短い詩になって、お話を進めていきます。(出版社HPより)

  • 2016年3月読了。。。1回目

  • リズムよくお料理をつくって楽しい
    しかも美味しそう スローライフって感じ

  • 「今日も家族がそろって、おいしくご飯が食べられて幸せ!」

    そんな当たり前の幸せを感じさせてもらえる絵本。

    もう20年以上も前のことですが、子どもに読んでいた時は単純にそう思っていた。

    でも今読み返すと、
    あらいぐまさんちはおばあちゃん(お母さんにも見えますが、正確な表記がない)と二人の子どもたち。
    うさぎさんちはおじいちゃんと、4人の子どもたち。
    そのうち一人は思春期の入り口のお兄ちゃん。
    みんなで遠足に出発することになっても、一人で本を読んでいたり、後から着いて行ってこっそり覗いていたりと、中々可愛い。

    そんなお隣さん家族の一日が『食』を中心に描かれている。

    作者の岸田衿子さんは1929年生まれ。
    戦争を経験されている。お父さんお母さんがいない生活を目の当たりにしていたかもしれない。食べることでさえ苦労されたはず。その時代を生きてこられた岸田さんのお話と思いながら読むと、一日一日をもっと大切に生きようと思う。

    おいしいものが食べられる幸せ。
    おいしいものを一緒に食べられる家族がいる幸せ。

    この幸せは有り難いことなんだと、この本から今は感じさせてもらえます。

    最後のウサギのおじいちゃんの言葉が響きます。

    「まー きょうも ぶじで なにより なにより」 

  • おいしそうー!これは、おいしそうー!!

  • ほのぼの系の レシピ絵本。

  • アライグマ一家とうさぎ一家
    あさごはんはサンドイッチ~となんだっけ
    ランチはおにぎりとサラダと~
    夕飯もいっしょにたべる
    ポテトグラタンとか
    一日たべまくる
    おなかすいてくるー

  • タイトル通り、おいしいものをつくって食べる絵本。
    あらいぐま一家とうさぎ一家はお隣さん。
    それぞれに朝ごはんを食べて、お昼はピクニックに行って、夜は持ち寄りで晩御飯。
    そんななんでもない一日のお話。

    でてくるごはんは簡単で、でも手抜きじゃないおいしそうなものばかり。
    作って食べるのは生活の一部。
    丁寧に暮らしを楽しむ様子がいい。

    地の文のリズムが良い。
    絵についているセリフも良い。
    「遠足はいいけどしたくがねー」とぼやくお母さんとか
    近所の農園で野菜をもうらうときに「あんまりたくさんもらいなさんな」と注意するお父さんとか、
    「ばんごはんはうちで食べていかないか」「じゃあ何かつくってくわ」という大人同士の会話とか、
    さらっといい距離の関係が描かれているのが良い古さ。

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著者プロフィール

1929年、劇作家・岸田国士の長女として東京府豊多摩郡に生まれる。立教女学院小学校、立教女学院女学校を経て、東京芸術大学油絵科に入学。1955年、谷川俊太郎の勧めで第一詩集『忘れた秋』を発表し、詩人としてデビューした。童話作家としても活躍し、1966年には画家の中谷千代子とコンビを組んだ『かばくん』でドイツ児童図書賞を受賞した。1973年、『かえってきたきつね』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。

「2019年 『岸田衿子の詩による無伴奏男声合唱曲 うたをうたうのはわすれても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岸田衿子の作品

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