だるまちゃんとやまんめちゃん (こどものとも絵本)

  • 福音館書店 (2014年6月6日発売)
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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784834080988

作品紹介・あらすじ

だるまちゃんは、薬草を摘んでいたやまんばの孫娘、やまんめちゃんに出会いました。次の日、だるまちゃんは、風邪で寝込んでいるやまんめちゃんのおばあさんのお見舞いに、山の上にある洞穴を訪ねます。ふたりは仲良くなって、おはじきやどんぐり並べをしたり、木の葉で鳥をつくって遊びます。自然とともに暮らすやまんめちゃんたちとの触れ合いを通して、薬として役に立ったり、遊び道具にもなるいろいろな植物を描きます。

感想・レビュー・書評

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  • 読み始め:3歳
    ひいおばあちゃんの家にあったので、夏休みの帰省中2日間に何度も繰り返し読んでお気に入りになった様子。

    山を見るたび、「あそこにおばあちゃんが住んでるの?」と言うようになった(笑)
    やまんめちゃんの元気っぷりが清々しくて可愛い!

  • 山姥の娘、やまんめと遊ぶだるまちゃん。

    自然は偉大で、時には危険と伴う。

    お見舞いに届けたネーブル。
    やまいぬなどに、きちんと名前の注釈が入っているところが好きなポイント。

  • だるまちゃんシリーズはいくつも読んでいます。こどもの反応はそこそこでした。

  • Y
    4歳6ヵ月

    K
    6歳10ヵ月

  • 安定しておもしろ可愛い!けどなぜか息子の食いつきはそこまで良くなかった…何度もお見舞いするだるまちゃん、優しい。

  • だるまちゃんシリーズ大好きだけどやまんめちゃんは初めて見た!やまんめちゃんのおばあちゃん怖いのかと思ったけど優しいじゃん!やまんめちゃんは妖怪なんだろうか?

  • 3歳5ヶ月
    今ハマっているだるまちゃんシリーズ
    みんなでだるまちゃんを助けるために引っ張るところで
    一緒にやりたーいと言っていました

  • 図書館で借りて読み。
    読んでないだるまちゃんシリーズ、まだあったんや、と思って。

    やまんばあちゃんのキャラクターが素敵である。

  • 娘がこの本の読者であった時には、なかった本。

    やまんめちゃんのおばあちゃんが風邪ひいて、お見舞いにネーブルを持っていき、次のお天気のいい日に遊びに行くと、やまんばあちゃんはすっかり、元気に。
    そこできのはで作ってもらった鳥を飛ばして遊んでいたら、足もとの崖が崩れる!このレベルのピンチはかつてなかったのでは?

    ここからの、やまんばあちゃんの活躍はすごい。絵のタッチも恐ろしげだけど、3匹の山犬とふくろうこうもりむささびが出てきて、みんなが協力してだるまちゃんを助ける。

  • だるまちゃんシリーズ読了3冊目。やまで暮らす女の子と友だちになるお話。自然のものを使ってたくさん遊んで、動物たちの力も借りてピンチを助けられる。それぞれの友だちと、それぞれに合った遊びを全力で楽しめるのは、とても大事なことだと思う。

  • 図書館本。長女の好きな加古里子さん。肩の力の抜けたストーリーに惹かれるのかな。

  • だるまちゃんとやまんめちゃんが友だちになる話。やまんめちゃんの病気のおばあちゃんへの思いやりがやさしい。初めてだるまちゃんシリーズを読んだけど、だるまちゃん、シュールだな…。3才くらいから?

  • だるまちゃんとヤマメちゃんの心温まる話
    薬の草 
    ドクダミ アマドコロ ゲンノショウコ
    カミツレ サルトリアイバラ ヤブラン

    遊び
    おはじき
    きのはとんび
    くさのかんざし
    さんならべ

  • 図書館本。ムスメの好きな加古里子さん。肩の力の抜けたストーリーに惹かれるのかな。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
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  • だるまちゃんシリーズ第七作目。
    今作のだるまちゃんの友達は初の女の子で、やまんめちゃんという名の山姥の孫娘。街のだるまちゃんが、山に住むやまんめちゃんを訪ねる構成になっていて、これまでに訪ねてきた雷の街や虎の街といった架空の場所とはまた違った印象がある。あとがきで、加古里子が山への畏敬を表明しているように、山も一種の異界であるということなのだろう。

  • やまんばにつながる

  • だるまちゃん誕生50周年、借りてよんだ。

    だるまちゃんが ボールを けって あそんでいると、やまんめちゃんに であいました。
    やまんめちゃんは、ばあちゃんの くすりの くさを さがしていました。
    つぎのひ、だるまちゃんは、ネーブルを もって おみまいに いくことにしました。

    やまんめってなんだろう……と思っていたら、とびらでだるまこちゃんが持っている本をみて合点がいった。
    やまんばもやまんめも、薬草や動物たちと親和していて、かっこいい。
    東洋版魔女だな、と思ったら、英訳が『LITTLE DARUMA AND WITCH′S DAUGHTER』だった!
    通学路のフェンス越しに咲いていたドクダミは陰気だったけれど、誰かが「ドクダミは薬なんだよ」と教えてくれたっけ。
    あそびについても見返しに紹介してくれていて、加古さんのサービス精神を感じる。
    おもちゃがなくても草花で遊べるけれど、その草花がないという環境もあるかもと思うとさびしい。

  • 葉っぱの飛行機が楽しそう

  • だるまちゃんとやまんめちゃんが植物をつかってあそびます。どれもシンプルで真似しやすなって思いました。

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著者プロフィール

加古里子 1926年、福井県生まれ。東京大学工学部卒業後、民間会社の研究所に勤務しながら、セツルメント福祉運動、生活文化活動に従事。退職後、東京大学、東京都立大学、横浜国立大学等で児童文化教育論、児童行動論を講義。この間、絵本・紙芝居・物語等の創作と著述を行い、伝承遊びの調査研究を行った。絵本には、『かわ』『ゆきのひ』『とこちゃんは どこ』『マトリョーシカちゃん』『あなたのいえ わたしのいえ』『ことばの べんきょう(全4巻)』『海』『地球』『宇宙』『人間』、著書に『加古里子 絵本への道』(以上、福音館書店)『伝承遊び考(全4巻)』(小峰書店)等がある。工学博士、技術士(化学)。2018年没。

「2018年 『だんめんず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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