菜の子ちゃんと龍の子 (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834081541

作品紹介・あらすじ

菜の子ちゃん、さっそうと登場!修験道メッカ「大峯山」のふもとにある小学校に、ある日いきなり現れた転校生、山田菜の子ちゃん。秋祭りの夜、地元の女の子・トキ子といっしょに、一匹の龍の子が空にのぼるのを助けようとします。けれど、あともう一歩のところで大ピンチが…。

感想・レビュー・書評

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  • 菜の子ちゃんは菜の子先生だと思うよ!
    日本全国ふしぎ案内①となっていたので、シリーズ化されているのかな。
    奈良県の大峯山のこと、修験道のことが詳しく書かれていたけど、土地勘が無いなりに楽しめたけど、話としては少し距離があったかなあ・・・

  • おもしろかったけど、もう少し小さいときに読めばよかった。役行者とかてんぐとかの伝説が好きだから、ますますお山に行ってみたくなった。(小5)

  • このあとがあるシリーズもの。同作者の菜の子先生のシリーズがあるようだけど、菜の子ちゃんとはどういう関係でしょうね!?内容はよいですね。

  • トキ子は、秋祭りの日菜の子ちゃんに誘われて池から竜の子を助け出します。後ろから呼びかけてくる「おいてけ」と言う声から必死に逃げ、ようやく竜の淵に竜の子を放します。けれども、他の竜の子が空に上っていくのに助け出した竜の子はなかなか空まで上っていくことができません。菜の子ちゃんが助けを求めたのはなんと天狗たち。天狗の扇ぐ風に乗って竜の子はやっと空に上ることができました。
    クラスメイトに声をかけられたときもう菜の子ちゃんはいなくなっていて、クラスの子はだれも菜の子ちゃんのことをしらないというのでした。
    文字は小さめだが、挿絵も多く少し読みなれた子ならば読み進められると思われる。付録の菜の子ちゃん通信も楽しい。

  •  奈良県。龍泉寺、八大竜王祭。
     「日本全国ふしぎ案内」ということは、他にも全国各地いろいろな場所が物語の舞台になるのかな。

  • 【図書館】面白かった!物語に引き込まれたなぁ。菜の子先生《学校ふしぎシリーズ》全4巻もあるので、読んでみたい!

  • 菜の子先生が子どものときのお話。
    お祭りの夜にはこんな不思議が潜んでいそうだなって思いました。

  • ある日いきなり現れた転校生の菜の子ちゃん。
    トキ子は、菜の子ちゃんに誘われて、龍泉寺へ行き、空にのぼれなくなった龍の子を、助けてやることになりました。
    (まい)

  • 菜の子ちゃんシリーズ
    赤ちゃん龍を空に送る話。

  • 菜の子先生が子どもだったころの話。
    トキ子だけが覚えている1日だけの転校生、菜の子。お祭りの夜の二人だけの冒険。

    奈良県の大峯山の修験者を下敷きにしたストーリー。日本全国の不思議をめぐるシリーズになるらしい。
    大峯山の解説もあります。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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