- 本 ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834081954
作品紹介・あらすじ
小さな新聞屋さんで退屈していた1枚のちゃいろい紙が、ある日クリスマスプレゼントを包んだ小包となって旅立ちました。届け先でとっておかれた紙はイースターのころ再び小包となり、もとの家へ戻りました。そこで紙を待っていた嬉しい出来事とは。なんの変哲もない紙が、人々に長く大切に扱われるお話は、役割を果たす喜びや誇りに満ちています。幼年文学の名手アリソン・アトリーが紡ぐ、身近なものへの慈しみあふれる物語
感想・レビュー・書評
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つつみ紙というとるに
足らないモノの視点で、
ヒトの営みの温かさに
気付かせてくれます。
モノにだってよろこび
があるんですね。
もっとモノを大切に!
それは自分自身を大切
にすることに繋がって
います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館本。包装紙を擬人化してその一生をストーリーに。一つの仕事の役目を終えて、次へ。
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小包などを包むのに使われるあの茶色い包み紙が主人公の話。優しい話になんだか温かくなりました。最後まで大切に使われて包み紙が幸せだったっだろう。どこかレトロな絵がオシャレ。話にあっていて素敵でした。
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お話も絵も心がなんとなく暖かくなる。
小学校低学年向け。 -
昔っぽい絵本だけど最近の発行
あったかい気持ちになる
おなじみのアトリーだけど日本の作家さんの絵です! -
悲しい結果を予想してハラハラしながら読み進めたけれど、最後まで幸せだった。良かった。大人になるとペシミスティックになって駄目ね…。子供達にはいつも明るい方を見ていてほしいという作者の想いが感じられた。
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包装紙が主人公のおはなし。表紙の地味さがなんともいい。いい包装紙を取っておいてまた使う。モノは気持ちを込めて使うといい具合に働いてくれる。雑に扱うとそれなり。使い捨てや100均がはびこる世の中モノを大事にする心を育てるには。たくさんはいらない。大事にしたいと思うものだけ。それで充分でしょ。まずはそこから。
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昔の良き時代のお話。1962年アメリカ。擬人化、アミニズム。
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ちゃいろいつつみ紙が、つつみ紙としての
役目を終えて、お絵かきをしてもらいついには
壁に飾られるようになるまでのお話しです。
つつみ紙の様子がいきいきと描かれていて
やさしい気持ちになれるお話しでした。 -
こういうの好きです。
著者プロフィール
アリソン・アトリーの作品





