てんじつき さわるえほん ぞうくんのさんぽ (福音館の単行本)

著者 : なかのひろたか

制作 : なかのまさたか 

• 福音館書店 (2016年2月5日発売)

作品紹介・あらすじ

ぞうくんが、かばくん、わにくん、かめくんを、次々と背中にのせておさんぽ――。幼いこどもたちに圧倒的な人気を誇るロングセラー『ぞうくんのさんぽ』を、「てんじつきさわるえほん」にしました。カラーで印刷された絵と文字の上に、触って楽しめる絵（触図）と文字（点字）を透明な樹脂インクで盛り上げて印刷。物語の楽しさに、触る楽しさが加わりました。目の見えない人も見える人も、ともに読む喜びを味わえる絵本です。

感想・レビュー・書評

[cinejazz0906さんの感想 · 2023年1月13日]

絵本に登場する<ゾウくん>の背中に乗った<カバくん>､<ワニくん>に<カメくん>のお話を､｢目の不自由な人が触って分かる点字(触図)付き絵本｣として製作されたものです｡ 初めて目にした形式の絵本ですが､仲良く遊ぶ動物たちと一緒になって愉しめるよう工夫されています｡

[ひつじさんの感想 · 2016年3月19日]

【点字付き絵本】ぞうくんのザラザラ感も楽しみたい

[toutanさんの感想 · 2016年3月3日]

障害児にもやさしい絵本です。
かばくんのザラザラした肌や、水がはねるときの曲線が立体的に描かれています。
ぜひ、読んで触ってみてください。

著者プロフィール

なかのひろたか　1942年、青森県生まれ。桑沢デザイン研究所リビングデザイン科卒業。アニメーション・スタジオ、デザイン会社勤務を経て、現在は絵本の創作に取り組んでいる。作品に『ぞうくんのさんぽ』『ぞうくんのあめふりさんぽ』『ぞうくんのおおかぜさんぽ』『なきむしおばけ』など、絵を担当した作品に『３じのおちゃにきてください』『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』『ゲーとピー』『カユイ カユイ』（以上、福音館書店）など多数。

「2019年 『かめくんのさんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」