しおちゃんとこしょうちゃん (こどものとも絵本)

  • 福音館書店
3.46
  • (5)
  • (11)
  • (24)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 273
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082289

作品紹介・あらすじ

まっ白な毛のしおちゃんと、白に灰色の混じるこしょうちゃんは双子の子猫、何をするのも一緒です。ある日、どちらが高いところに登れるか競争をして、庭の木のてっぺんから、下りられなくなってしまいました。鳥や飛行機に鳴いて助けを求めても、だれも来てくれません。でも夜になると、お母さんが迎えにきてくれました。お話の名手・エインズワースによる、張り合う子猫たちのおかしさとお母さん猫のあたたかみが感じられる作品。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「しおちゃんとこしょうちゃん」という
    タイトルとともに表紙に描かれている
    2匹の子猫がとてもかわいらしく、
    手にとりました。

    14~15ページの絵のアングルが
    木の高さをすごくあらわしていて
    とても好きです。

    こうした見おろす絵は
    意外と目にすることがありません。

    てっぺんから下をみおろすと
    こんな感じに見えるんだ、と
    きっと読んでいる子どもたちも
    ワクワクしながら眺めるのでは
    ないでしょうか。

    この絵本は
    月刊絵本「こどものとも年中向き」で
    1993年に初登場したお話です。

    子猫2匹のちょっとした“冒険”は
    読み聞かせにぴったりです。

  • 「まっ白な毛のしおちゃんと、白に灰色の混じるこしょうちゃんは双子の子猫、何をするのも一緒です。ある日、どちらが高いところに登れるか競争をして、庭の木のてっぺんから、下りられなくなってしまいました。鳥や飛行機に鳴いて助けを求めても、だれも来てくれません。でも夜になると、お母さんが迎えにきてくれました。」

  • 2019 4-1
    7分

  • かわいいネーミングの双子のこねこ。母ねこの冷静さ、さすが母は強し!

  • 飼い猫がいるので、ねこが出てくるお話はだいたいウケがいい。
    しおちゃんとこしょうちゃんが張り合う様子は微笑ましい。
    木から降りられないのをハラハラして聞いている様子だった。3歳4ヶ月

  • しおちゃんとこしょうちゃんは子猫の兄弟。ダビー夫人というお母さん猫と一緒に暮らしています。
    しおちゃんとこしょうちゃんは、体の色以外はそっくりなので、どちらが高いところまで登れるか、高い木ではりあいはじめて・・・・高い木のてっぺんまで登ったはいいけれど、二人とも降りられなくなってしまった。

    木から降りられなくなった子猫たちは・・・。

  • あたたかいきもちになる。

  • きっとお母さんが助けてくれる

  • 2016年に出版された絵本の勉強のため、エインズワースだし、と借りてよんだ。

    しおちゃんと こしょうちゃんは、ふたごの こねこです。
    おかあさんは、タビーふじんと よばれていました。
    あるひ、どちらが たかいところに のぼれるか、きょうそうすることに しました。
    (1993年4月1日 月刊「こどものとも年中向き」)

    やんちゃな子どもと、見守るお母さん。
    『こすずめのぼうけん』の雰囲気がある。
    双子の子どもにおすすめしたい。
    私も、木に登ったあと、降りるのが怖かったことがあるなぁ。
    こねこだって同じこと。
    最後、お母さんが迎えに来てくれてよかった。
    こういう絵をみると、やまわきゆりこさんかな、と思ってしまう。(ごめんなさい。)

  • エインズワースらしいといえばらしい、あったかくてかわいい話。子どもはわくわくハラハラしながら、楽しんで聞くだろう。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ルース・エインズワース イギリス、マンチェスターに生まれた。子どものために二冊の詩集を出版。後に、BBCラジオ番組“Listen With Mother"のために、いくつかの物語を書いた。主な作品に『こすずめのぼうけん』『ちいさな ろば』『黒ねこのおきゃくさま』『ふしぎなロシア人形バーバ』(以上、福音館書店)、作品集に『ねこのお客―かめのシェルオーバーのお話1』『魔女のおくりもの―かめのシェルオーバーのお話2』(河本祥子訳・絵/ともに岩波書店)などがある。

「2021年 『こねこのウィンクルとクリスマスツリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ルース・エインズワースの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×