なきむしおばけ (こどものとも絵本)

  • 福音館書店
3.38
  • (3)
  • (6)
  • (23)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 219
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082302

作品紹介・あらすじ

くんちゃんが、お兄ちゃんとおもちゃの取り合いをして泣きそうになっていると、どこからか「泣いちゃえ、泣いちゃえ」と声がしました。そのあともたびたび聞こえてくる声を不思議に思っていると、ひとりぼっちになったくんちゃんの前に姿を現したのは……? 泣き出しそうな子どもの、心の中の葛藤を描きます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4歳0ヶ月。「ゆうちゃんとめんどくさいサイ」的な少し躾っぽい話。周りを思い通りに動かすために泣くな、と。正論ですが、個人的には子供は細かいニュアンスを汲み取るのは難しいので泣く=駄目なことだと思って欲しくないなぁと。小さい時は我慢せず泣いて欲しいですが、甘いのかな。

  • 良かった

  • <MONSTER WHO LIKES CRYBABIES>


  • くんちゃんはお兄と遊んでいましたが、
    同じおもちゃをつかんでは泣き、
    お兄ちゃんのお散歩について行きたいと泣きます。
    泣いたらやってほしい事が叶う・・・なんだか、くんちゃんにささやき声が聞こえてくるのです。お散歩でお兄ちゃんとはぐれてしまって、くんちゃんの目に涙があふれてきましたが、「なくもんか」と泣くことを我慢していると、鼻水がたれ、ぽとんと地面に落ちた。
    地面に落ちた鼻水はぷくぷくふくらんで、小さな目をぱちんとあけて「どうして泣かないんだ」とくんちゃんを見た。「こっちへおいで。なきむしにしてあげる」

    くんちゃんはどうしたでしょう

  • 次女はそこそこ楽しんでいたけど、このおばけが鼻水だと言われると可愛いとも思えないどころか不潔感を覚えてしまう。
    私は生理的に無理。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

なかのひろたか 1942年、青森県生まれ。桑沢デザイン研究所リビングデザイン科卒業。アニメーション・スタジオ、デザイン会社勤務を経て、現在は絵本の創作に取り組んでいる。作品に『ぞうくんのさんぽ』『ぞうくんのあめふりさんぽ』『ぞうくんのおおかぜさんぽ』『なきむしおばけ』など、絵を担当した作品に『3じのおちゃにきてください』『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』『ゲーとピー』『カユイ カユイ』(以上、福音館書店)など多数。

「2019年 『かめくんのさんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

なかのひろたかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×