きかんしゃ ホブ・ノブ (こどものとも絵本)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 213
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082326

作品紹介・あらすじ

赤い機関車ホブ・ノブは、こひつじ、いぬ、ねこ、あひる、めんどり、しちめんちょうを乗せて、遊園地へ向かいます。途中、真っ暗なトンネルに近づくと、動物たちは怖がって大騒ぎになりました。ホブ・ノブはトンネルの中で汽笛を鳴らし、明るい火の粉をたくさんはきだして、みんなを安心させます。そしてホブ・ノブと動物たちは、遊園地で楽しく過ごしました。繰り返しのきいた簡潔なストーリーが、幼い子どもの心を満たします。

感想・レビュー・書評

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  • 「数を数える」その行為自体が楽しいという時期の子供に、特にオススメの絵本。

    動物が何番の貨車に乗り降りするか。同じパターンを繰り返しながらお話が進んでいくので、読み聞かせている大人はちょっと飽きてくるかも?

    子供にとっては大好きなものいっぱい詰め合わせたような絵本で、
    ・赤と深緑と黄色の小さくてかっこいい機関車
    ・たくさんの動物たち
    ・ドキドキワクワクの真っ暗なトンネル(汽笛と火の粉のおまけ付き)
    ・メリーゴーランドやコースターのある遊園地
    ・ピンクのわたがし
    ・アイスキャンデー
    ・瓶ラムネ…
    動物たちも、親しみのある犬や猫に混じって、七面鳥なんか登場するあたりがとっても良い(鳴き声もインパクトあり)。

    長男がまだ幼かった頃、実はこの絵本の読み聞かせが苦手だった。
    しかし、長田弘『本という不思議』を再読した時に、見方が変わってというのか楽しみ方がわかってというのか、読み聞かせの楽しみが一段深まったなと思えた思い出の絵本でもある。

    『本という不思議』には、「繰りかえしということに対する感じ方、あるいは繰りかえしを生きる生き方のちがいに、大人の本の読み方と子どもの本の読み方の違いは根ざしているのではないか」という内容がとても丁寧に書かれていて、腑に落ちた!と思うところがたくさんあった。幼い子供を育てている方にはとても興味深く読める本だと思う。
    なので、こちらもオススメ。

  • 親子でハマりはしませんでした。
    同じ内容を繰り返す系の本です。
    順番や数字の覚えたて期に読むと、一緒に数えながら読めると思います。
    最後のオチが個人的にモヤッとしました。

  • ※表紙絵が欲しくて(こどものとも絵本)を登録してあります。


    こどものとも(年中向き) 
    1996年7月
    通巻:124号
    きかんしゃ ホブ・ノブ.
    作:ルース・エインズワース.
    訳:上條由美子(かみじょう ゆみこ)
    絵:安徳瑛(あんとく あきら)

    発行所:福音館書店
    定価:320円(本体311円)
    雑誌03733-7.
    T1003733070325.

  • 図書館本。次女に借りてきた本を長女がもれなく読むシリーズ。ホブ・ノブの貨車に動物たちが乗り込みます。トンネルが近付き、暗闇を怖がる動物たちをホブ・ノブがあるアイデアで励まします。

  • 3歳児に読みました。何度も、動物がそれぞれ何番目にいるか出てきてきます。この繰り返しが、人気の理由かなっと、思いました。
    とても好評でした。

  • K
    二歳11か月

  • 2017.8.14
    遊園地に行きたいという動物たちを乗せて遊園地にいくホブ・ノブ。暗いトンネルを怖がるみんなのために火の粉で明るくしてくれる。優しいホブ・ノブ。みんなで一緒に遊園地に行きたいわけじゃなくて、出会う動物それぞれが遊園地に行きたいと言うから乗せてあげて、到着後もバラバラに好きなことをしているのがちょっとおもしろい

  • 1歳9ヶ月
    汽車は好きだけど、動物にはあまり興味ないし、文字が多い絵本でまだ早かった。

  • 今度読もう

  • あかいきかんしゃのホブ・ノブ。「ゆうえんちまでのせていって・・・」いろいろなどうぶつが、ホブ・ノブにおねがいします。

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著者プロフィール

ルース・エインズワース イギリス、マンチェスターに生まれた。子どものために二冊の詩集を出版。後に、BBCラジオ番組“Listen With Mother"のために、いくつかの物語を書いた。主な作品に『こすずめのぼうけん』『ちいさな ろば』『黒ねこのおきゃくさま』『ふしぎなロシア人形バーバ』(以上、福音館書店)、作品集に『ねこのお客―かめのシェルオーバーのお話1』『魔女のおくりもの―かめのシェルオーバーのお話2』(河本祥子訳・絵/ともに岩波書店)などがある。

「2021年 『こねこのウィンクルとクリスマスツリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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