キキに出会った人びと (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
制作 : 佐竹 美保 
  • 福音館書店
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本棚登録 : 224
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082364

作品紹介・あらすじ

グーチョキパン屋のおソノさんの、幼い日々から波高い青春、キキとの出会いまで。コリコの町長ゲントさんが経験した、奇妙なできごと。謎めいた婦人ヨモギさんの、コリコを去って舞い戻った砂漠での暮らし。大空を自由に飛ぶキキを見上げて、人生を変えた青年。……「魔女の宅急便」シリーズに登場する多彩な脇役たちや、名もないコリコの住人たちが語る、物語の裏の物語。それぞれの人生を彩る不思議と魔法、そしてキキの面影。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館より。
    さらりと読了。
    シリーズ全部読んだとはいえ、記憶が吹っ飛んでいたので読みながら思い出す。
    そういえば...!!
    シリーズをまた読み返したくなる。

  • 少し疲れていた時で、うまくいかない恋も生きてるのも、
    全部嫌な時に、これが出たのを知りました。

    家には私の蔵書じゃないですがシリーズが揃ってて
    アニメは勿論知っていましたから、ちょっと気になって
    読んでみたのです。

    話はこれだけ読んでも楽しめないかもしれませんが…。
    ソノちゃんのお話はとっても良かったですね。
    ことばが優しくて瑞々しい感じ。

    映画で人気のパン屋のご夫婦にこんなロマンスが
    あったのですね。

    小難しい小説より、心の休憩になりました。
    君は僕のお守りだった…なんて。
    せつなくって、いいです。

    ほぅわりと、必ず幸せな終わり。
    春に似合いますね。

  • 魔女の宅急便 特別版

    1985年に一巻が出て、そして2009年〜それぞれの旅立ち〜で完結した魔女の宅急便。
    もう新たなキキたちに会えることはないと思っていたので本当に嬉しかった!
    あとがきによるとシリーズ通じて24年という時間をかけて書かれたものだということを知り、改めて驚きました。

    今回はその特別版。
    キキの周りの人々に焦点をあてて描かれています。
    おソノさんの青春、町長さんのないしょごと、ヨモギさんに起こった不思議な出来事、ある青年がキキを見て思ったこと…。
    もう一度、キキの物語を読み返したくなりました。

    考えてみたら、まだまだ知りたいことはいっぱいあります。
    キキのその後、双子のこどもたち、キキがいなくなった後のオキノさん(だったっけ?)夫婦はどんな風に過ごしていたのか…。

    またキキとその仲間たちに会えることを願っています。

  • おソノさんの青春、町長さんのないしょの話、ヨモギさんのふしぎごと
    2009年に完結した「魔女の宅急便」全6巻のスピンオフ作品

    挿絵が効果的な、福音館らしいていねいなつくりの本

  • 魔女の宅急便シリーズ、6巻でキキの二人の子どもが成長し
    シリーズは終わってしまったと思っていたので
    この特別編は思いがけないプレゼントでした^^
    キキと出会う前のオソノさんの話や、町長さんが語るちょっと不思議な街のお話。
    ジブリのアニメは見たけれど、本は読んだことがないという人も充分楽しめます。
    不安でいっぱいだったキキを最初に受け入れてくれたグーチョキパン屋のオソノさん、彼女が見ず知らずのキキに優しかったのはこういうことだったのかと納得のいくエピソードが読めますよ♪

  • 「魔女の宅急便」番外編。
    キキと関わりを持った人たちのお話。キキに出会う前だったり、出会った後だったり。キキはほとんど出てこなくて残念だったけど、おソノさんやコリコの町長、ヨモギさん、懐かしい人たちにまた会えて嬉しくなった。
    あとがきに書かれていたトトやケケ、キキの結婚式のお話、ぜひ読みたいです。

  • キキが出会った人々に隠されていたたくさんのドラマチックなストーリー。
    おソノさんにこんなに悲しい過去があったなんて、と思わずにいられませんでした。
    グーチョキパン屋がどんなふうに開店したのか、読めてよかったです。
    また魔女の宅急便を最初から読みなおしたくなりました。
    やっぱり人生は素晴らしいと思わせてくれる物語ばかりです。
    ほんわかした挿絵も素敵です。

  • キキの周りにいた人々の色々な気持ちや、その人に起こった出来事がおもしろくて、どんどん読めた。影のない家族に会う、市長の話が面白かった。サボテンのトゲコちゃんが明るくて面白いけど、本当は優しくて少し寂しがりやなのがかわいかった。

  • 魔女の宅急便のスピンオフなので、ジジとキキには(ほぼ)会えません。
    でももう一度本編を読み直したくなります。
    不思議な物語、あっという間に読み終わり、心があったかくなりました。

  • 人に歴史あり、だなぁと感じた一冊でした。

    もしおソノさんがダンさんと上手くいっていたら、恐らくキキとも出会っていないはずで…人と人はいくつもの繋がりを越えて出会うのだなと改めて感じました。

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著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

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