ピクルスとふたごのいもうと (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 163
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082883

作品紹介・あらすじ

こぶたの男の子・ピクルスの生活を描く人気童話の第二弾。今作ではピクルスの妹、双子のムギとコムギが登場!泣いてばかりの双子を見て、「あいつら、ほんと、よく泣く」と涼しい顔のピクルスも、留守番を頼まれて静かな部屋に1人でいると、どんどん泣きたい気持ちになり…。そんな「ピクルスの涙」のほか、「ピクルスと朝顔」など4話を収録。お兄さんとして少し成長した(かもしれない)ピクルスの姿をお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだのだが2作目だったので、今度は是非1作目から読みたい。ぶたのピクルスという男の子が、タイトルどおり双子の妹たちのお兄さんになるというお話しをはじめ、4つの短編が収録されている。母親の気持ち、下のきょうだいをもつ上の兄姉の気持ち、それぞれの立場に重ねて読み、共感していた。あたたかさと寂しさと嬉しさ、誰かを想う気持ち。あたたかみのある可愛らしい絵と共に、心の中にぽっと灯がともる感覚を与えてくれる良い絵本でした。

  • ふたごがうまれたのがおもしろかった!

  • こぶたの男の子・ピクルスの生活を描く人気童話の第二弾。今作ではピクルスの妹、双子のムギとコムギが登場!泣いてばかりの双子を見て、「あいつら、ほんと、よく泣く」と涼しい顔のピクルスも、留守番を頼まれて静かな部屋に1人でいると、どんどん泣きたい気持ちになり…。そんな「ピクルスの涙」のほか、「ピクルスと朝顔」など4話を収録。お兄さんとして少し成長した(かもしれない)ピクルスの姿をお楽しみください。

  • 子豚がいっぱい出てきて可愛いです

  • 子どもの気持ちをピクルスが代弁してくれている。
    それを、お母さんが受け止めてくれる。
    いのぶたのおじいさんとピクルスが、お互いに思いやっているところが温かい。

  • 前回は、身近な出来事だったけど、今回はあまり身近でなかったから、星二つ。

  • こぶたのピクルスの成長していく様子が、微笑ましい。朝顔のタネ、いい話。

  • 変わらず優しい文章で、読み聞かせている私も癒されました。
    お母さんが、お兄ちゃんになったピクルスに話しかけるシーンでは、我が家のお兄ちゃんは布団に潜って聞いていました(多分、涙が出てきちゃったのだと思います)。同じ妹がいるお兄ちゃんとして、感じるところがあったんでしょう。
    素敵なお話でした。

  • 妹たちにやきもちをやきつつも成長していくピクルスの様子がほほえましいです。

  • 挿絵がとても気に入りました。

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著者プロフィール

小風さち 1955年東京に生まれる。1977年から87年まで、イギリスで暮らした。絵本の著書に、『わにわにのおふろ』など「わにわに」シリーズ、『とべ! ちいさいプロペラき』『ぶーぶーぶー』『はしれ、きかんしゃ ちからあし』『よ・だ・れ』『あむ』(以上福音館書店刊)など、翻訳絵本に、『みっつのねがいごと』(岩波のこどもの本)、『ちいさなきしゃと おおきなおきゃくさん』『おおきな3びき ゆうえんちへいく』『ジェシカといっしょ』(以上徳間書店刊)などがある。長編ファンタジー『ゆびぬき小路の秘密』(福音館書店刊)で1994年野間児童文芸新人賞受賞。東京都在住。

「2023年 『ピクルスとともだち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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