とうだい (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 184
感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082890

作品紹介・あらすじ

岬に一本、灯台がたちました。生まれたての灯台の前に、漁船や客船や、魚や鯨が毎日行き交います。みんな知らないどこかから来て、どこかへ行くんだ……。そんな灯台のところへやってきたのは渡り鳥。彼らから遠い国の驚くような話をたくさん聞いた灯台は、自分はどこにも行けないことを痛感します。そしてふたたび訪れたある冬の日のこと、灯台は大嵐に襲われます。吹きすさぶ雨風のなか、灯台にできることとはいったい……?

感想・レビュー・書評

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  • ことばが選び抜かれており、声に出して読みやすい。

  • 自分の存在意義を見つけることができたのですね。
    良かったね、幸せだな。
    自分がここにいる理由なんて、動き回れる人間でもなかなか見つけられないのに。

  • 灯台というモチーフが好きで手に取った絵本。
    小池アミイゴさんの優しさを感じる絵が印象に残った。
    小池アミイゴさんの別の作品も探してみようと思った。

  • 絵がきれい。
    うごけなくても、そこで、みんなを見守ってくれるって嬉しいこと!

  • みさきにたったいっぽんのとうだい。
    いろいろなふねやさかなをみていた。

    あるひ、わたりどりからよそのくにのはなしをきいた。

    とうだいは、わくわくした。でも、じぶんがどこにもいけないことにきづいた。

    おそろしいあらしのよる、とうだいにできるのはひかること。

    あらしがさったあと、そらにはなつかしいわたりどり。

    またあえたことをよろこぶとうだいにわたりどりは…

    心に光を灯されたような気持ちになりました。

  • 2017.2.15
    優しくて強い言葉と美しくて優しい色づかい。来る日も来る日も同じ場所で海を見ている灯台。ここではないどこかを夢見る灯台。でも自分の居場所と使命に気がづく。「あなたらしく」と。

  • いっぽんのとうだいがうまれて、仕事を通して経験していく様子を描いた

    渡り鳥の話を聞き、じっとしていて、どこにもいかれないことを嘆くが、嵐の夜を越え、ひかる使命と責任に目覚める

    韻を踏んだ文章を読むのが心地よい
    そして、なによりも絵が素敵!
    これ原画で見てみたいなぁ
    小池アミイゴさんの絵


    5分

    きゃくせん
    ぎょせん
    かもつせん

    わたりどり
    都会のビル 窓ガラス あおぞら
    広い工場 赤い灯 木の実
    見渡す限りの草原 ひつじ、くも

  • 深い意識を感じるというか…とうだいと重なりあう人間の想いがあるなぁ。置かれた場所で咲くってやつかな。

  • ぴかぴかの新しい灯台。海の上に見えるものは、目にするもの全てがはじめてのものばかり。けれど、渡り鳥が教えてくれる見知らぬ街や国の話を聞いていると、自分が動けないことが悲しくなる。そんなある冬の日、今でにない嵐がきて…

    建てられて間もない灯台が自分が動けないことに悩むけれど、嵐の中で自分の役割を見出す話。季節の移り変わりとともに灯台が成長する様子が読み手と重なると、色々なことを感じさせてくれる絵本です。

  • 以前新刊で推されていて、そんなにいいのかなぁと気になっていた。
    2016年に出版された絵本の勉強のため、借りてよんだ。

    みさきに いっぽん とうだいが たった
    よるになったら とうだいの ひかりは ふねの めじるしになった

    灯台の役割や気持ちがわかる。
    はじめはなんとなくよんでいたけれど、羊の場面で一気に気に入った。
    優しい色、厳しい色、どちらも使われている。
    遠目はきかないから読みきかせには向かないけれど、多くの子どもによんでもらいたい。
    起承転結もはっきりしているし、灯台になじみのない子でも楽しめると思う。

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著者プロフィール

作 斉藤倫(さいとうりん)
1969年生まれ。詩人。『どろぼうのどろぼん』で、第48回日本児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。おもな作品に『波うちぎわのシアン』『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』『レディオワン』など。うきまるとの共作絵本として、『はるとあき』『まちがいまちにようこそ』『レミーさんのひきだし』がある。

「2021年 『あしたもオカピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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