さてさて、きょうのおはなしは・・・・・・ (福音館の単行本)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834083132

作品紹介・あらすじ

瀬田貞二氏の再話や訳による昔話が、読んでも聞いても楽しいお話集になりました。月刊誌「母の友」(福音館)に掲載した昔話を中心に、28話を収録。「とりのみじいさん」など日本の昔話から、「おだんごぱん」など世界の昔話まで全28話。絵本でお馴染みのお話も、今回初めて収録されるお話も幅広く楽しめます。各話見出しに添えた、野見山響子氏の味わい深い版画も魅力。ハンディながらボリュームたっぷりの一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 初出一覧(書籍掲載順/タイトルは初出時)
    ねずみのおきょう
       「母の友」(福音館) 1962年9月号 *
    きつねのさかなつり
       「母の友」(福音館)1960年9月号
    こしおれすずめ
      「こどものとも」(福音館)1977年1月号 *
    まのいいりょうし
      「母の友」(福音館)1960年10月号☆*
    うしかたとやまうば
      「こどものとも」(福音館)1972年2月号*
    ねずみのじょうど
       「母の友」(福音館)1959年6月号*
    とりのみじいさん「母の友」(福音館)1960年6月号
    ふるやのもり「母の友」(福音館)1964年10月号*
    さるとひきがえるのもちとり
       「母の友」(福音館)1959年7月号☆
    はなさき まごべ 「母の友」(福音館)1962年7月号
    ぶんぶくちゃがま「母の友」(福音館)1961年2月号
    おおみそかのきゃく「母の友」(福音館)1963年1月号
    さるむこいり 「母の友」(福音館)1962年4月号☆
    クナウとひばり「母の友」(福音館)1959年12月号
    はなさかじい 「母の友」(福音館)1963年5月号☆
    彦一ばなし 「母の友」(福音館)1962年11月号
    きのこのばけもの
        『さてさて、きょうのおはなしは•••』※
    かさじぞう  「母の友」(福音館)1960年1月号*
    三びきのこぶた「母の友」(福音館)1964年6月号*
    ジャックがしあわせみつけにいった
    「母の友」(福音館)1959年8月号
    ちっちゃなちっちゃなものがたり 
    「母の友」(福音館)1958年11月号*
    だんなさまがいちばんの大だんなさま
    「母の友」(福音館)1958年9月号
    ふしぎなおきゃく「母の友」(福音館)1959年1月号
    ねこの大王「母の友」(福音館)1958年10月号★
    三びきのくま『金のがちょうのほん』(福音館)
    三びきのヤギのガラガラどん
    「母の友」(福音館)1958年7月号*
    おだんごぱん「母の友」(福音館)1963年4月号*
    いぬとおんどり「母の友」(福音館)1962年6月号

    ☆は、「日本のむかしばなし」
       (のら書店)に所収
    ★は、「世界のむかしばなし」
       (のら書店)に所収
    *は、後に福音館書店が月刊誌や単行本として刊行
    ※は、1968年の未発表原稿で、1979年に福音館書店が非売品として刊行した「さてさて・・・・・に所収
     本文の表記には初出時から変更を加え
     一部平仮名を漢字に改めてある。

  • 昔から愛され読まれてきた日本の昔話と世界の昔話を集めた本。読み聞かせなどにちょうどいいかも。美しい日本語で楽しめる。

  • なんとやわらかく、心地よい語り口だろう。

    児童文学者、瀬田貞二氏の生誕100年を祝して発刊された。
    氏が再話・訳した昔話いろいろ。

  • 長い時間歩くことの表現を「ゆくがゆくがいくと」、やまうばがサバを食べるようすが「むりむりとたべ」る、川上からこばこは「つんぶくかんぶく」ながれてくる…
    語る言葉として声にだしてなじみがいいのはもちろん、書き言葉として目にして読んでも面白く、お話の情景があざやかに思い浮かびます。

    わたしのお気に入りは「おんちょろちょろ」「牛かたとやまうば」「彦一ばなし」「ねこの大王」

  • この本は、日本ものをベースにいろんなお話が入っているらしいです
    ちいさな本だけど手元にあれば、おやすみ前に読んであげるバリエーションが沢山あっていいでしょうね!

    今回は「おんちょろちょろ」を読んでいただきました
    くすっと笑えていい感じですねっ

  • 名作ばかりで大満足だった!
    読み聞かせの本なので絵はないが、こんなにたーくさん収録されていて、1,000円!安い!
    自分へのご褒美に買おうと思う。
    日本のおはなしは結びの言葉とオチが面白くて、世界のおはなしは設定や展開にびっくりしっぱなしだった。
    大好きな話は、「ねこの大王」。寝る前にこの話をきいたら、どきどきして眠れなさそうだ。

  • とっても短いお話が多いので、読んで聞かせてあげたい。

  • 瀬田貞二の生誕100年を記念して、瀬田氏が再話、訳したおはなし集。
    安心して読めるものばかり。

  • さすが瀬田貞二さん。
    特に日本のむかし話なんて、ひとりで読んでいるときも声にだして読みたくなってしまうくらい。海外のは、石井桃子さん編訳の『イギリスとアイルランドの昔話』にも入ってるものがわりとあったな。

  • 日本の昔話が18編、世界の昔話が10編収められている
    おなじみのお話が揃っていて絵本だと28冊になるところが、こうして一冊にまとめられて読めるのは便利かもしれない
    「ちっちゃなちっちゃなものがたり」、「さんびきのやぎのがらがらどん」も読めてうれしい

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著者プロフィール

1916~1979年。現東京都文京区に生まれる。東京帝国大学国文科卒業。第二次世界大戦後、東京府立第三中学校に復職し、教師の傍ら雑誌に児童文学作品を投稿。後、平凡社勤務を経て、児童文学の創作、翻訳、評論の分野で活躍。1959年自宅に瀬田文庫を開き、毎週土曜日の午後に自宅を開放していた。代表的な作品『なんきょくへいったしろ』『あふりかのたいこ』など、再話『かさじぞう』『ふるやのもり』など、翻訳『指輪物語』のほかに『ホビットの冒険』『ナルニア国物語』などがある。

「2023年 『最新版 指輪物語7 追補編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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