はじまるよ (0.1.2.えほん)

  • 福音館書店
3.19
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本棚登録 : 322
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834083477

作品紹介・あらすじ

「おひさま、おはよう」から始まり、「ぐっすり おやすみ」で終わるゆるやかな一日の流れの中に、日だまりで幸せそうに眠る三毛猫、地面を歩き回る蟻、池をのんびり泳ぐ亀など、小さな命がきらめきます。1977年に97歳で亡くなった画家、熊谷守一の絵から幼い子どもたちに身近なモチーフを描いたものを選び、詩人のぱくきょんみが、温かくやさしい言葉を寄り添わせました。美しい絵と言葉が幼い子どもたちを魅了する絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと不気味な雰囲気がある絵。
    絵画の作品に文をつけている構成のよう。

    【ママ評価】★★
    絵を描かれている作家さんを存じあげず。
    毎ページに「クマガイモリカズ」とサインがあるのが「え?何これ?何かの絵なの??」と不思議で気になって仕方なかった。
    読み終わって裏表紙に作品名や所蔵先が掲載されてあるのを見て納得。
    独特な怖さ・不気味さがある絵で、0.1.2.えほんにしてはちょっと渋すぎるというか大人すぎるというか。
    申し訳ないが母には文も絵も良さがわからず。

    【息子評価】★★
    全く読めなかった。
    怖かったらしい。
    表紙は大丈夫だったけど、1ページ目で「いや」「まない(よまない)」と言い嫌がった。
    「じゃあ、ママがちょっと読んでるね」と遠めに読んでみようとしたけど、それも嫌がられて別の絵本をグイグイされた。
    確かに怖い雰囲気はあるかな。
    怖いという感情が芽生えてることも、ひとつ成長ですね。
    2歳2ヶ月

  • 熊谷守一氏の絵に詩人のぱくきょんみ氏が文をつけた絵本。

  • 一歳2ヶ月。
    時系列はあるようで、『おはよう』と太陽が輝くページからはじまり、『おやすみ』と夜の黒いページで終わる。オノマトペがかわいい。これもうちの子は好きそうで、手に取ってめくる。画家の作品を絵本にまとめられている。カエルや亀が出てきて、画家の小さな生き物たちへの目線が温かくてとてもいい絵とそれに寄り添う文章がとても良い。

  • 8m

  • 絵画好きとしては、なんと贅沢な絵本と思う。いつか、この絵見たことあるなって思う日が来てほしいな。
    擬音語がたくさん出てきて絵本としても良い。

  • 守一の絵に子どもが触れるという意味では良き本なのだが…。
    文がいらない。
    私から言わせれば、邪魔でしかない。

  • 熊谷守一展

  • ●読み聞かせ。
    ●独創的な絵だと思った。

  • 《本屋》【再読】熊谷守一さんの絵が、絵本に面白かった。

  • 表紙のわりにはかわいい絵本でした^_^

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著者プロフィール

ぱくきょんみ(詩)
詩人。1956年、東京生まれ。著書に、詩集『ひとりで行け』(栗売社)、『何処何様如何草紙』(書肆山田)、『すうぷ』(ART+EAT BOOKS)、エッセイ集『庭のぬし Words to Remember 思い出す英語のことば』(クインテッセンス出版)、『いつも鳥が飛んでいる』(五柳書院)、絵本『はじまるよ』『ごはんはおいしい』(福音館書店)。詩と絵のコラボレーションとして『にちじょう』(井上健司・絵、switchpoint)がある。

「2022年 『「あの夏の砂つぶが」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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