しぶがきほしがきあまいかき (福音館創作童話シリーズ)

  • 福音館書店 (2019年9月4日発売)
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本 ・本 (88ページ) / ISBN・EAN: 9784834084788

作品紹介・あらすじ

季節は秋。3人きょうだいの末っ子のちえちゃんが、初めての干し柿作りに挑戦します。長い竹で柿をとったり、小刀を使って皮をむいたり、ハンガーに柿をつるしてみたり……。おいしい干し柿になるのを待つちえちゃんでしたが、そんなちえちゃんの干し柿をねらって、なんと夜に、干し柿どろぼうがやってきます。勇気をふりしぼって布団の中で干し柿どろぼうを待ち構えるちえちゃんですが……。

感想・レビュー・書評

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  • 保育園で作ってたことを思い出したようです
    ハンガーナイス

  • 石川さんの優しい絵がいい。素朴な子供たちがおばあちゃんと、家族と干し柿を作る様子。懐かしいけど、今の子供たちには新鮮だろうな。

  • 図書館本。渋柿から干し柿を作るお話。柿が好物な長女に。

  • しぶがきを干して、甘いかきを食べてみたい‼️(小2)

  • 秋、ちえちゃんはしゅんにいちゃんとせつこねえちゃんと柿取りをした。
    ぱくっと食べた柿は・・・しぶーい!!!
    おばあちゃんが、しぶがきにまほうをかけるとあまくなると教えてくれた。
    柿取り竿を作って、家族みんなで柿取りをして、干し柿つくり。
    美味しい干し柿ができるかな!?

    絵本のような、読み物のような。
    家族みんなで干し柿つくりをする様子が丁寧に、ユーモアたっぷりに描かれています。
    ちえちゃんの干し柿を狙う柿どろぼうも現れて…?

    とっても楽しくためになる、秋の気配たっぷりの1冊です。
    小学校1・2年生向け。

  • 家族みんなで柿とりをして、干し柿を作るおはなし。
    “かきとりざお“の作り方や柿を一度お湯にくぐらせるところなど、知らないことがたくさんあった。
    小さいナイフを使って、柿のかわむき。我が子にさせたくても、はらはらしそう。たとえ柿が小さくなってもこういう経験は大事なんだろうな。
    「うえのほうのかきは、とりさんたちにのこしておくんだよー」 干し柿の作り方と共に、この言葉が心に残った。

  • おいしそうな柿を食べたら渋柿だった!するとおばあちゃんが、「魔法をかけると甘ーくなるよ」って言いました。そこでみんなで干し柿づくりが始まりました。あまくなる魔法はきくかな?
    わくわくしたり、がっかりしたり、最期はとびきりのおいしい顔でしめくくります。

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著者プロフィール

石川えりこ(Eriko Ishikawa)

福岡県生まれ。イラストレーター・絵本作家。
著書に『ボタ山であそんだころ』(福音館書店/第46回講談社出版文化賞絵本賞)、『あひる』(くもん出版)、『流木のいえ』(小学館)、『かんけり』(アリス館/2019年ミュンヘン国際児童図書館の目録『ホワイト・レイブンズ』収録)、『こくん』(村中李衣・文/童心社)、『あららのはたけ』(村中李衣・文/偕成社/第35回坪田譲治文学賞受賞)、『ばあさんは15歳』(阿川佐和子・文/読売新聞連載小説および中央公論新社)、『ほんやねこ』(講談社)、『にわにくるとり』(ポプラ社)、『わたしのかみひこうき』(余 麗瓊 文 唐 亜明 訳/ひだまり舎)、『わたしはふね』(曹文軒・文/小学館)、などがある。

「2023年 『うさぎとハリネズミシリーズ2冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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