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本 ・本 (44ページ) / ISBN・EAN: 9784834087086
作品紹介・あらすじ
音はふるえる空気の波。大きな音は大きくうねり、高い音は細かくふるえています。左右の耳に届く音はわずかにズレていますが、脳はその差を手がかりに、音がする方向や、どんな場所で響いているのかを判断します。ふたつの耳で聞くことで、より立体的で、いきいきした音の情景が描かれるのです。人間も動物も、日々、さまざまな音を聞きとり、記憶し、くらしに役立てています。オーディオに精通した著者が語る、音と耳のはなし。
感想・レビュー・書評
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2024年小学校中学年課題図書です
児童向けの知識絵本ですが、耳や音のしくみについて、分かりやすく書いています。
大人でも知らないことがたくさん‼️詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024年読書感想文コンクール課題図書 中学年
https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html
科学絵本。
ちょっと話がズレますが。低学年の学校の先生が「科学絵本/知識絵本」のことを「”せつめい”(説明)の絵本です」と言っているのがさすが先生と思った。そこで私も「説明の本です」と言っている。
ということで。
声や音はどのように出るのか、人はなぜ声や音を聞くのか。声や音は「ふるえるくう気のなみ」となり広がってゆく。耳は、奥にある鼓膜に音を送り込む。鼓膜は空気の震えに合わせて震えることで、耳の骨を通して脳に信号を送る。
低い音と高い音、大きい音と小さい音では空気の震えはどう違うのか。
空気だけじゃなくて、水や鉄はどのくらいの速さで音の震えを伝えるのか。
片方の耳で聞くとどうなるのか。
野生の動物の耳はどういう仕組みなのか。
そして目で見なくても、音で感じる人間の想像力のこと。
音と耳について広範囲で説明されています。大型絵本で、絵も大きくはっきりしていて、音の震えなど科学事象もわかりやすいです。
中学年向きですが、大人の私も勉強になりました。-
2024/06/09
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ヤギさん(とお呼びしてよいですか)
今年の課題図書はなかなか良いです。
こちらの本は挿絵もよく、音が伝わる様子がわかりやすく描かれて...ヤギさん(とお呼びしてよいですか)
今年の課題図書はなかなか良いです。
こちらの本は挿絵もよく、音が伝わる様子がわかりやすく描かれています。2024/06/09
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息子が図書室で借りてきた。
1年生には難しいね、ママにも少し難しい。
耳や脳の仕組みが複雑で完璧にできていることが、よく考えるとすごい。
造った(創った)人、天才だな。
人には聞き取れない空気や水の振動が、目に見えないけれど飛び交っていることを想像すると面白い。
目の前の空気は透明だけど、実はぶるぶる震えていて、それは何がが音を発している。
光線のように目に見えたら面白いだろうな。 -
人の出す「声」が耳に届いて何の音か判断する様子、音の生まれる仕組みがやさしい言葉と絵で説明されています。
私のような科学音痴には、それでも「理解できた」とは言えないけれど、子どもの科学への好奇心を育てるのにはいい本だと思います。
中学年ぐらいにおすすめ。 -
音はどんな風に聞こえるのか、耳の構造について書かれた絵本。絵本だけどなかなか難しかった。
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2.3年。音が震えであることや音の高さがあること、身近な動物の音に関する聞こえや声などが書かれている。難しく見えてしまう知識も、話題やテンポが良く興味を持って最後まで読みやすい。
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課題図書と言う事で読んでみました。
知っている話もありましたが、ステレオの話や騒がしい場所でも耳のピントを合わせると、聞きたい音が聞き取れる理由など、そうなのか!と勉強になりました。
ふたつの耳と脳が力を合わせて、そうぞう力をかきたてるそうです。 -
音はなぜ届くのか、音はなぜ聞こえるのか…
「音」について、多方面からわかりやすく教えてくれる。 -
音について、真剣に向き合う。