怒れる女たち

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834251470

作品紹介・あらすじ

愛した。泣いた。生きた。オードリー・ヘプバーン、ココ・シャネル、マリア・カラスら、時代を駆けぬけた10人のヒロインたちの真実。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りてきました。10人の女性の伝記。ナイチンゲール・カミーユ・クローデル、マリー・キュリー、マリーローランサン、ココ・シャネル、アガサ・クリスティー、フリーダ・カーロ、エディット・ピアフ、マリア・カラス、オードリー・へプバーン。この本は主人公を出来るだけ正確に映し出そうとしている。いいところも。強さだけでなく弱さや傲慢さも。その為、女たちが立体的に見える。

    一番好きだったのは、フリーダ・カーロ。メキシコ人。美しく知的そして野性的。18歳、通学途中にバスの事故に遭い壮絶な傷を負う。ピカソを唸らせる程の絵を描く。2度同じ相手と結婚する。不倫もする。レズビアンの関係も持つ。身体の苦痛を背負った彼女から感じるしなやかな自由。美しい人だなと思った。

    印象に残った最後の日記の言葉。『出口の安らかならんことを。二度とここへは戻りませんように。』

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著者プロフィール

詩人

「2015年 『「源氏物語」禁断の恋に苦しむ女たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

八坂裕子の作品

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