なくしたものたちの国

著者 :
制作 : 松尾 たいこ 
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本棚登録 : 508
レビュー : 111
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834251661

感想・レビュー・書評

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  • こどものころ持っていてなくしたものの多さをおもう。でも持ち続けては生きてはいけないともおもう。

  • なくしてしまった物(者)たちは、一体どこに行ってしまったんだろう? というのがテーマの小説。
    このお話の「なくしたもの」の範囲は非常に広い。
    あれ?あれはそういえばどこに行ったのかな?という物であったり、亡くしてしまった人であったり。
    幼い頃大切にしていたはずの「物」は、その物自体がなくなっても記憶の中にちゃんと残る。
    亡くなった人はどうなんだろう?

    今、私がここにいるのも、夫と出会って結婚したのも、子供たちがうちの家庭に誕生したのも、いつからか大きなつながりがあったからに違いない。
    すべてのものがつながってここに存在するに違いない。
    そう思える作品だった。

    何かをなくした(誰かを亡くした)人に読んでほしい素敵な一冊だった。

  • おとなへの絵本。
    贈りたくなる本。

    なくしたものたちは、なくしたものたちで集まっているなら。
    なくしていっても、そうなっているなら。

    こわくないなぁ。

  • この本を読んでいて小さいころ家にあったうさぎの二体のぬいぐるみを思い出した。色違いの服を着ていたその双子のうさぎたちはいつのまにどこへ行ってしまったんだろう。私のそれもなくしたものたちの国にあるといいな。

  • 2018年3月18日紹介されました!

  • きらいなのではないけど敬遠しがちな角田光代。松尾たいこの絵見たさに借りてきた。好きなのは2話目の猫のミケの話。他のはちょっとこわい。

  • 大切な人を亡くした後、手に取った本です。
    今の私が、読むべくして読んだ物語かもしれないなーと、大袈裟だけど、そう思った。

  • 挿絵と合わなかったんじゃないかなあ。ラストも少しこじつけた感が。

  • ちいさいころ動物と話が出来た。学校のやぎのゆきちゃん。飼い猫の生まれ変わりの中学生のボーイフレンド。なくしたものとなくしていくもの。
    もの哀しくそしてコミカルに描かれてていて大好きな作品。
    たぶん2011年のベスト1。

  • 不思議な物語だった。私にはいささか不思議すぎた。ゆきちゃんがかんむりをかむっているところが印象に残った。かんむりをかむる という表現が気に入った。

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著者プロフィール

角田 光代(かくた みつよ)。
1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
1990年、「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞し、小説家としてデビュー。受賞歴として、1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞を皮切りに、2005年『対岸の彼女』で第132回直木三十五賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2011年『ツリーハウス』で第22回伊藤整文学賞、2012年『紙の月』で第25回柴田錬三郎賞、同年『かなたの子』で第40回泉鏡花文学賞、2014年『私のなかの彼女』で第2回河合隼雄物語賞をそれぞれ受賞している。
現在、小説現代長編新人賞、すばる文学賞、山本周五郎賞、川端康成文学賞、松本清張賞の選考委員を務める。
代表作に『キッドナップ・ツアー』、『対岸の彼女』、『八日目の蝉』、『紙の月』がある。メディア化作も数多い。

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