「NO」から始めない生き方 先端医療で働く外科医の発想

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834251814

作品紹介・あらすじ

万策尽きた末期癌の患者。最後の望みを託された外科医の発想と決断!CNN、ニューヨークタイムズなど全米主要メディアで取り上げられ欧米で話題になった日本人外科医師のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 2013.4.28
    異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合う『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』。しかし、単なる対談ではなく、番組の前半後半でゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら行うクロス×インタビュー!

     4月27日(土)は日本人初のトラック競技銅メダルを2度獲得、「走る哲学者」の異名をとる400mハードルの為末大と、移植大国アメリカの最前線で活躍する、世界屈指の移植外科医・加藤友朗による異色対談が実現。一見何の接点もない2人だが、自分の肉体と徹底的に向き合うアスリートと、手術を通じて肉体や命の神秘と向き合う移植外科医は、実はよく似た感覚を経験していた。

     前代未聞の6臓器同時移植など、時には24時間以上ぶっ続けの難手術に挑む加藤は、「手術中は空腹も便意も疲労も感じない、ある意味体と意識が分離している」という。為末もまた、数十秒間のレースという極限の心身の状態を詳しく語る。「レース中は頭で別のことを考えていても体が勝手にハードルを跳んでいる、無意識下で反応していることのほうが多い」。加藤が「正常な臓器はやわらかい。がんや腫瘍などの異常は硬さとしてあらわれる」といえば、為末が「現役の最後に痛感したのは、老い=(筋肉や関節の)硬さ、ということ」と応じる。

     プレッシャーをどう乗り越えるか、モチベーションをどう保つか。「成功」と「失敗」の境目はどこにあるのか?「完璧」をめざす理由とは?若くして単身海外に渡り、己の道を切り拓いてきた2人の対談は、縦横無尽に展開していく。どうぞお楽しみに!

  • 外科医が仕事を通しての経験、価値観を語っています。
    しつこさが必要、パーフェクトを目指すべき、等。
    コラムをまとめたらしく、各章間のつながりはありません。

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