プリンス同盟 プリンス・チャーミングと呼ばれた王子たち

制作 : 石飛 千尋 
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本棚登録 : 65
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834253092

作品紹介・あらすじ

シンデレラ、白雪姫、ラプンツェル、眠り姫。憧れの王子4人の物語。ダメ王子4人は“プリンス同盟"を結成し、姫と仲間と国のために、魔女との戦いに挑む。笑いと涙の後日譚、全く新しい物語が誕生!

感想・レビュー・書評

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  • 幼児の頃からほんのりと、お姫様物の童話には恐れを抱いていたような気がする。
    女の子は美しければ姫となってめでたしめでたし、裏を返せば美しくなければ価値がないということ。
    自分は姫になれるのかと幼児期から恐怖の根を植えつける童話の「姫的商品価値」に疑問を投げかける風潮が高まっているのは確かだろう。
    高畑勲の「かぐや姫の物語」でもそう感じたし、未見だけれどアナ雪も押し付けられた「姫らしさ」を否定する作品だと推察する。
    これらをいいぞもっとやれ!と思っていた私だが、今作を読んで自分の中に欠けていたものに気づいた。
    「王子」の方への視線だ。
    姫が女性への呪縛であるなら、童話の王子も男性への呪縛なのだろう。
    そんな童話の王子達が、彼らの個性を活かして問題に立ち向かう、それがこの物語。
    シンデレラに逃げられ、ラプンツェルに嫉妬し、オーロラ姫に利用され…散々な王子達が一緒に旅をする羽目になる。
    軽妙な文章で、思わず笑ってしまうところがたくさん。
    でもなかなかグッとくる展開も。
    あとがきによると作者は一児の父で、娘が読む童話の王子達への疑問からこの作品を書いたのだそう。
    続編もあるということ、どうか翻訳されますように!

  • どう?面白いでしょ⁈
    この発想なかったでしょ‼︎
    とドヤ顔で言ってるみたいで出だしからうんざり。
    結局この筆致に飽きて半分でやめた。
    読む価値はあまりない。
    半分で感じられなければ、そりゃもう、ない。

  • みんなが知らない新しいプリンス像
    あなたはどの王子がタイプ?

  • ディズニーでも何でも、物語の主役はいつだってプリンセスですが、この本はそんなプリンセスのお相手、プリンスたちの物語です。
    いわゆる白馬の王子様ではなく、一癖も二癖もある王子たち。プリンセスと仲睦まじいのは白雪姫カップルだけで、シンデレラは結婚前に出て行くし、眠り姫は婚約解消するし、ラプンツェルはそもそも恋愛が始まらない。なので、恋愛ではなく、4人の王子様の友情がメインです。

  • 王子様。プリンス。女性ならたぶん、老いも若きも憧れてやまない理想の男性像。しかし彼らの名前って? 知ってる?
    そういえば、その後プリンセスとはどうなったの?
    などなど、たくさんの人の長年の疑問に答えているかもしれないファンタジー。

    しかし登場する王子たちはなんということだろう、地位はあるが権力はない。人望もない。根性ない。友達いない。空気読めない。協調性ない。なにも無し男である。
    ここには皆が憧れるような王子様なんていませーん。みんなが知っている王子様もいませーん。

    そんなだから、それぞれのプリンセスとうまくいってない。
    シンデレラの王子、フレデリックはあまりに頼りなく、シンデレラは冒険を求めてお城を出奔。
    ラプンツェルの王子、グスタフは、実はラプンツェルを助けたのではなく、三秒で魔女に負けて死にかけたところを彼女に救われたのだという負い目から、強さにこだわりすぎて空回り。
    白雪姫スノウ・ホワイトの王子、ダンカンは変わり者すぎて友達も人望もない。
    眠り姫ブライア・ローズの王子、リーアムは勇敢な英雄だが、ブライアの高慢さが許せず婚約を破棄しようとして英雄としての名声を失う。
    なんやかんやで全員、プリンセスから遠く離れ、自国を出る羽目に。

    そんな彼らが集結し、行きがかり上魔女の野望を砕くために(?)、事情が全く呑み込めないまま、チームワーク皆無だけど、結果的に誰かの「プリンス・チャーミング」という総称ではなく、個々の名前で物語を語り継がれる存在になろうと七転八倒する。

    果たして彼らは名誉と名声と名前の知名度を手に入れることができるのか?
    プリンセスたちと、再びハッピーエンドを迎えることができるのか?

    めでたしめでたし、のその後には、さらに面白い物語があった。

  • 翻訳本なんて自分に読めるのかな?なんて心配はよそに手に取ったら最後、とても人間臭くチャーミングな王子たちの物語に時には笑い、時には応援し、最後の最後まで一気に読ませられました。

    駄目だった主人公(憧れ性・共通性を持つ)が最後に活躍し、皆の為になる。
    これってドラマを作る上での重要な要素が組み込まれているなと思いました。

    私的には、自由奔放なシンデレラ(エラ)に見捨てられたダメ王子・フレデリックが話が進むにつれ、外交的な手腕を発揮するという成長っぷりに感情移入しました。
    (可愛い)ダメな子には旅をさせろってことでしょうか?

    第二作では、自他ともに認める英雄(この中では最初から英雄っぽい、強欲な眠り姫のプリンス・チャーミング)リーアムとフレデリックがエラを巡って、恋のバトルが起こらないかな?とちょっと妄想しちゃいました。

    映画化されないかな?
    続編が早く翻訳されることを願っております

  • ハッピーエンドの王子は、おおよそ”バ○”。 
    誰でも思うが口には出さない真実?!
    女性は知的に書かれている(ような気がする)

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