- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834253139
作品紹介・あらすじ
懐かしい味から、想像もつかない不思議な食べものまで。人気の絵本作家が選び抜いた「本のなかのおやつ」について綴る、読んだら食べたくなり、食べたら読みたくなるエッセイ。書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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まずはもうこのタイトル!おいしそうな黄色とデザインの表紙!たまらぬ…。頁を開けばたくさんのお菓子とそれにまつわる思い出だったりのエッセイ。そしてそしてその中には物語や、絵本も散りばめられているものだから、そちらの本も読みたくなっちゃうなんて素晴らしい無限大なの…。
読みながら、自分自身の「お菓子」への思い出もよみがえってきて、書き留めたくなっちゃう。
文字になっているたべもののなまえが大好きなので、さらに幸せあふれる1冊でした。 -
主に喫茶店やお家で作るお菓子に温かみあるお菓子を著者のエピソードと共に絵本の紹介がされている。召し上がるタイミングも共感です。
なかでも、108頁の『焼き芋にまたがって』には分かる分かると思いながら読んでいました。確かに年をとるとともに私も焼き芋さんが好きになっている。
あとがきに
「おやつは、ささやかだけど大切な「暮らしの愉しみ」だ。」とある、私も母とのティータイムの時間が大好きな時間です。
そんな時にはお茶を淹れて簡単なおやつも用意している。
いつも描かれている本の様に贅沢なおやつを頂くことはできないけれど
ちょっと頑張ったご褒美と思う時に頂きたい、そんなおやつの紹介に私もおやつにまつわる思い出を作っていきたいと思う。
本を読み五感で感じる1冊でした。
この本で紹介されている、絵本や童話を読んでみたいと思う。
2022/12/16読了 -
作者の絵本とおやつに対する愛情を感じる一冊。
コメントにちょこちょこ毒っ気があり、クスッと笑える。
装幀も可愛い。 -
絵本好きにはわくわくの一冊。
絵本作家のもとしたいづみさん。
出てくるお菓子たちがとてもおいしそうで...
登場する絵本を順番に読んでみたくなります。 -
喫茶店などのスイーツにまつわるお話が多く出てきて、ほっこりする作品でした。
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絵本や児童書の中に書かれた美味しそうなお菓子たち、読んだことがない作品でも作者の紹介の仕方が上手くて、胃袋を刺激されまくりでした。
そして、チラリと覗く作者のざっくばらんなオバサンっぽさに(失礼な言い方ですが褒めてます)思わず笑いが漏れてしまいます。
ところでマドレーヌの話の中で、お楽しみ会の折にクラス全員分のマドレーヌを焼いてくれるクラスメイトの母親「マドレーヌ母」がいて、作者の転校先にもいたし、子供の学校にもいたとのことですが、そんな話聞いたことないよ!子供時代にもいたことなかったよ!!私の地域にいないだけなの? -
私の好きなレモンパイ。でも、レモンパイってなかなか置いてる所が少ないですよね。
このインパクトがある、題名に惹かれて借りました。
作者さんの、心の声やそのおやつへの思い、共感する事も多く、おやつの時間が楽しみになりました。
私の知らない、絵本や物語が沢山登場したので、少しずつ読んでみたいです。 -
どれも美味しそうな話でした。
紹介されていた童話や絵本も面白そうで気になった。
実在するお店の名前も書かれていて、調べてみたら美味しそうだったので、東京に行ったときは食べに行ってみたい。