- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834273540
感想・レビュー・書評
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大人になるとはあきらめること、孝標女のつぶやきの背景をやっと知ることができた。現代の女の子との差異のなさが伝わってきた。目当ては更科日記だったが、蜻蛉日記も読むほどに引き込まれて行く世界。
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蜻蛉日記も更級日記も
高校の教科書のド定番なんだけど、
結局、いつも同じ部分しか載っていないから、
全貌がつかめずに困っていたのでした。
そんな中、これ、面白い!!
もちろん、ちょっと脚色されているのですが、
それでもそれぞれの作品の特徴、作者の特徴が
よくわかります。
同じ日記文学といっても、
書かれた時代も立場も全然違う。
今の日記とももちろん違う。
いろいろ分かって、やっぱり古典っていいなぁと
思えると思うのですが・・・
これを理系の民に伝えるのがなかなか至難の業なんだよねぇ。 -
数年前から、読む本のジャンルを増やそうとして選んだのが日本の古典でした。古事記や日本書紀の解説本やダイジェスト本を読んだこともありましたが、今回、娘が宿題で「更科日記」を読む必要があり、本を買うことにしました。
正統な解説本の他に、簡単に読めるように漫画がないかなと探していたら、この本に出会いました。更級日記と蜻蛉日記の二つが収録されていますが、私は、千葉(上総)に住んでいた主人公(日記の作者)が京に出てきて色々苦労した体験談を読むのが面白かったです。さて、次は原文に挑戦かな!
2015年7月18日作成 -
和歌も噛み砕いた現代語訳で読みやすい。どちらも「物語のようにはいかない」というじんわりとした重みがある。藤原道綱を知ったのはこの漫画だったので「凄い馬鹿」と言われているのを知ったときには驚いたものだ。
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更級日記。中高生くらいの女子の日記なのね。
夢見がちにもなりますわねー!そのくらいではトキメキもたんまりですよ
やっぱり女子の日記は恋愛ブログと同人誌がちなのかしらん
あとは辛口エッセイ
女子は変わらないのだなあ -
随分前に読んで、文庫になってたので買った。
この漫画家さん好きや~(笑)
こんなに笑える「蜻蛉日記」はない。
古典の世界が身近に降りてくるきっけかけをくれた漫画。 -
敷居の高さを感じさせない内容になっています。
ってゆーか抱腹絶倒? -
更級日記と蜻蛉日記を一度に味わえる漫画。原文を学んでから見るとすごーくウケますww面白すぎます!古文が好きになれる一冊。
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昔N○Kでやってたマンガで読む古典シリーズが好きでした。それ繋がりでこのシリーズ買いました