飼育係・理か テツ×リカ (スーパービーボーイコミックス)

著者 :
  • ビブロス
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本棚登録 : 232
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835215662

感想・レビュー・書評

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  • もう何回読み直したことか。

    「母さんは僕の目の前でレイプされて自殺した
    首を吊ってる母さんの前で
    僕の下着は汚れてねっとりしていた……」

    元仁先生の作品は他の耽美系やコメディ系も大好きですが、このシリーズ、とりわけこのテツ×リカは影響を大きく受けた作品です。
    内容がハードで衝撃的なのと、文学的な言い回しに魅かれるのだけど、初めて読んだ時は私自身がまだ若かったこともあり、テツのお母さんはなんで自殺したの?そしてテツとリカはなんでそんなに傷つけあってんの?と謎でした。謎だけど何かひきつけられるものがありました。
    読み返すたびに少しずつなんとなく理解できるようになって、理解できるほどせつなくなりました。
    そしてとにかく美しい。
    できることなら実写で映像化してほしい、または小説でも読みたいくらいです。

  • 待ちに待った続編でした。
    リカ様の友人・遠藤先輩がかっこよかった(笑)
    前作の上下巻の伏線が繋がったことにひどく興奮したなあ。
    今一番続きを読みたい作品です。
    正直、私にとってはバイブルです。

  • 続編。相変わらず痛ーい!<br>
    常識からかけ離れた酷い、っていうか惨いことがまるでコメディのように描いてあってそれが読み手にはそのまま狂気に映るので余計に痛くなる。でも決してそれだけのお話ではないのです。すっごく面白い!

  • 飼育係第3弾。
    リカを救えるのはヒロ。かつてテツの君臨した、あの病んだ世界を壊せるのも、ヒロ。しかしそのヒロすら、テツに強く縛られている。そんな感じで終わった1部でしたが、テツの登場する2部は更にハードでした。
    私はずっと、押川リカのことを「リカ様」と呼んでいたのですが、これを読んでテツの実影、そしてリカからテツへの執着を思い知ってしまい、なんだかリカ様が可愛くみえてきました。リカの弱さや狡猾さは、既にこの頃から存在していたのですが。「濃厚な蜜」という表現が言い得て妙で、なおかつエロティックで、とても本仁氏らしいなぁ。
    1部終了からかなり年月も経っていますし、私自身もう若くないので、飼育係を読む体力があるのか、と心配していましたが、息苦しくなりながらも最後まで読んでしまいました。彼らがテツの呪縛から解かれるまで、死ねないなぁと思います。勿論、本仁氏にも完結させるまでは無事でいてもらわなければ・・・と切に願います。
    早く続き出ないかなー!!
    しかし上手くまとまりすぎていて、「これで完結」とか言い出しそうな気もする。こわい!!

  • テツ。君はなぜ死んだの?

  • 何度読んだって意味は理解できない。
    それでもこの狂気と悲しみに触れていたいと思ってしまう。
    好きな世界。

  •  これって三冊目だったんですね・・・。一番最初に読んでしまいました。というのも、この後に第一部を読んで何の違和感も無かったので(当たり前か。
     これは面白かったです!キーワードは「ママ」ですかねぇ。これほどのBLマンガは先にも後にも無いんじゃないかというくらいツボでした。このシリーズは(まだ全部読んでないけど)今まで読んだBLマンガの中で一番です。星が5個なんかじゃ足りない、足りない!
     三冊目ですがこの巻から読むことをお奨めします。そうすれば第一部の方は設定がわかるのでかなりのめり込んで読めると思いますよ。

  • 妙に文学的要素を感じるのは私だけでしょうかね

  • 久々に出ました飼育係。テツの過去が明らかに…話は相変わらずキッツイです。

  • 屈折した愛。すさまじい。

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