オフィスで君は甘く蕩ける (ビーボーイノベルズ)

著者 :
  • ビブロス
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835217284

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  • B-PRINCE文庫にて文庫化(2009年4月)

  • ●感想●</br>
    広告代理店課長補佐で27歳の受・五十嵐機音×広告代理店課長29歳の攻・但馬啓吾。</br>
    あんまり二人とも好きだとか、そういった仕草を見せないので焦れったくなります。このまま仕事上の結びつきだけで終わった方が自然のような気がしたくらいに。途中でホントにこの二人くっつくのかしら?と不安に思いましたよ。</br>
    <blockquote>
    「説明を聞く時間なら、いくらでも。ただし、説教ならお断りします!」</br>
    機音は噛みつくように言った。</br>
    だが、カッカしてる機音とは対照的に、但馬は不思議そうに首を傾げた。</br>
    「説教?いや、飯でも食いながら話そうと思っただけなんだが・・・」</br>
    「め--飯?」</br>
    「そう」</br>
    うなずくと、但馬はしみじみつぶやいた。</br>
    「君は・・・意外にせっかちなんだな。人の話は最後まで聞くものだぞ」</br>
    「せっかち--って、そっちが焦らすからだろ!」</br>
    しまった、と口をつぐむ。オフィスだということを忘れ、ついタメ口を利いてしまった。</br>
    謝罪の言葉を口にしようとした瞬間、但馬の手が機音の肩をポンと叩いた。</br>
    「うん、やっぱり食いにいこう。ちょうどいい、君と話がしたかったんだ」</br>
    「え・・・」</br>
    「俺が君について知っているのは、プランナーの仕事と、例の可愛いあだ名だけだから・・・情報が足りないと思ってたんだ」</br>
    「可愛い?」</br>
    「女王って呼ばれてたんだろう?」</br>
    但馬はくすっと笑った。怒りとは別の意味で、機音のうなじが熱くなる。</blockquote>
    但馬が落ち着いていて35歳くらいのイメージがある。29歳ってのは無理があるっぽい。</br>
    機音の口調や態度がどうも<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=ur2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211&path=external-search%3Fsearch-type=ss%26keyword=%25E3%2581%2582%25E3%2581%2595%25E3%2581%25A8%25E3%2580%2580%25E3%2581%2588%25E3%2581%2584%25E3%2582%258A%26index=books-jp">あさとえいり</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />先生にイラストとマッチせず最後まで違和感がありました。表紙とタイトルから、もっとバリバリのオフィスラブを想像してたんで、ちょっと拍子抜け。
    <blockquote>「・・・想像以上だな。君は想像以上に、ギャップがある。気が強いかと思えば繊細で、意地っ張りのくせに・・・まっすぐで、どうしようもなく可愛い--」
    </blockquote>
    普段、こういった受は好みのストライクゾーンど真ん中なのですが・・・どうも機音は駄目。駄目と言うか魅力を感じなかったなぁ〜、なんでだろ。可愛さが私には感じられなかったぞ。</br>
    但馬にしろイイヒトすぎる。時々悪い顔を見せる男の方が魅力的なのになぁ。但馬は理想的な上司過ぎる。頑張りやさんのトラウマ克服と、それを助ける上司のお話って感じでした。</br>
    二人で個室で食事をしたり、出張で同じ部屋に泊まったりというシ−ンで”今度こそ甘〜い場面になるのかな〜”と期待はすれど肩すかしの連続。結局オフィスで・・・なんて勿論無し。騙された感強し。</br></br>

    ●あらすじ●</br>
    一流プランナー・機音は『女王』と呼ばれるプライドの高さが原因で左遷されてしまう。しかも、新しい上司はライバル視してきた凄腕の美丈夫・但馬だった! 反発も隠された弱さも承知で「君が必要だ」と言う但馬の力強い瞳に信頼を寄せるようになる機音。期待に応えたいという気持ちは、いつしか『そばにいられるだけでいい』と願うほど苦しい恋心に変わり!? 身も心も蕩かされたい・・・片思いオフィスラブ、切なく甘くオール書き下ろし

  • なかなか面白かったです。冒頭からしばらくは、プライドが高すぎて周囲から孤立してしまったりと受の立場など読んでいて痛々しく、頑張ってやった仕事を否定されてしまうのは身につまされるというか読み手である私も正直ちょっと凹みました(笑)。が、こんなに「人とは違うんだ」とか「自分にしかできない」とか驕り高ぶった嫌〜な感じだったので、その高慢チキの鼻をへし折るにはこれくらいやらなきゃダメよね…と、どっちの味方か自分でもわからなくなっちゃいました(笑)。
    <br><br>
    攻とぶつかりあううちに頑なだった心を開き素直になってからの受の変化は目を見張るものがあります。「女王様」と呼ばれるほど孤高の人だった受が、周囲とも打ち解けられるようになり、総てが上手くいくようになってから、仕事での尊敬から思慕、恋情へと移行していくのですが、その変遷が自然でした。前半は仕事上で絆を深め、後半は受の勘違いから恋愛面での不安感をメインにした構成になっています。<br><br>

    攻の人格が良く、受が惚れるのも無理は無い…という感じなのですが、ちょっと出来すぎな感じも。もうちょっと男臭〜いトコも見せて欲しかったかな。攻のセリフがめちゃくちゃクサくてムズムズしちゃいました(笑)。仕事に於いてもスマートな攻は求愛のセリフもスマートに言ってくれましたが、セリフの内容は赤面モノでした!<br><br>

    女王様だった受が階段を下りてからは、ウソみたいに可愛らしい人に変貌しちゃってました。氷の下にはこんな本質が…と目から鱗がポロっと。熱血漢でもあり頑張り屋でもあり、と人間臭さを垣間見せるようになってからはホントに可愛いお人でした。こりゃ攻も落ちるって(笑)。ただまぁ、個人的には女王様的側面も多少は残して欲しかったんですけどね。そこのトコが物足りないです。
    <br><br>
    ただ、どうしてもツッコミたいのは、受は「女王様」である、と受自身を含め周囲の人間が受け入れていること。クールビューティで孤高の人とはいえ、受は男なんですが!誰かそこんとこツッコミ入れる人間はいないのか!?『女王が階段を下りて〜…』という攻のモノローグがあるんですが、オイオイ…攻すらも「女王」扱いかい!あらすじで「女王のように」というフレーズはよく目にするけれど、本文中これほど「女王」という単語を登場人物が口にする作品も珍しい…と変なことが気になって仕方なかったです。

    <br><br>【STORY】<br>一流プランナー・機音は『女王』と呼ばれるプライドの高さが原因で左遷されてしまう。しかも、新しい上司はライバル視してきた凄腕の美丈夫・但馬だった! 反発も隠された弱さも承知で「君が必要だ」と言う但馬の力強い瞳に信頼を寄せるようになる機音。期待に応えたいという気持ちは、いつしか『そばにいられるだけでいい』と願うほど苦しい恋心に変わり!? 身も心も蕩かされたい――片思いオフィスラブ、切なく甘くオール書き下ろし<FONT face="symbol" color="#999999">ゥ</FONT>

  • 但馬啓吾(29才)×五十嵐機音(27才)。広告代理店Z・ヴィジョンズ本社、コンサルティング部。プランニング部より移動させられ不満満々(笑)の機音の前に、ヘッドハントされてきた課長はかつてライバルと認めた但馬だった。・・・好き〜、この話。但馬の言葉がクサいけど、心に沁みこんでくる。あさとさんの挿絵もキレイで、お話に合ってた、です。

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