一千一秒物語

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  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835440811

感想・レビュー・書評

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  • 難解。たむらしげるさんの絵がよく文章を表現しているなと救われた。

  • 一千一秒物語の絵本版。

  • 2014.05.26

  • 文章ひとつひとつが不思議で面白い世界観がやみつきになります。

    ファンシーさの中に割れたガラスの様な、綺麗だけど鋭さがある文章だと感じました。

  • まずタイトルにやられた。一千一秒物語って…。思いつきませんよ、素晴らしい。
    一言一言が美しいのでじっくり噛み締めながら読みたい。
    こんなにも幻想的でそれでいて斬新な本に巡りあえて幸せ。

  • 意外に凶暴なお月さまや、流星とたのしく遊んでる紳士。

    以前、どこかの書評で「文芸絵本の究極」って書いてた。そう思う。
    何度でも繰り返し読みたい。
    そんな絵本。

    たむらしげるさんの絵は稲垣足穂さんによく似合う。
    というより、
    これはすでにたむらしげるさんのものだ。

  • 素敵です。

  • 月と星と人がまだともに暮らしていた頃。たむらしげる、絵。

  • 稲垣足穂の文と、これがまた、よく合って。

  • こっちのほうが、たむらしげるの表紙なのでお得な感じ。
    さて本編、とにかくタルホの客観性って、普通の人とは次元が違うと思う。そこが魅力。

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著者プロフィール

稲垣足穂(1900・12・26~1977・10・25) 小説家。大阪市船場生まれ。幼少期に兵庫・明石に移り、神戸で育つ。関西学院中学部卒業後、上京。飛行家、画家を志すが、佐藤春夫の知己を得て小説作品を発表。1923年、『一千一秒物語』を著す。新感覚派の一人として迎えらたが、30年代以降は不遇を託つ。戦後、『弥勒』『ヰタ・マキニカリス』『A感覚とV感覚』などを発表し、注目を集める。50年に結婚、京都に移り、同人誌『作家』を主戦場に自作の改稿とエッセイを中心に旺盛に活動し始める。69年、『少年愛の美学』で第1回日本文学大賞受賞、『稲垣足穂大全』全6巻が刊行されるなど「タルホ・ブーム」が起こる。

「2020年 『稲垣足穂詩文集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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