ガラス玉演戯 (Fukkan.com)

制作 : 高橋 健二 
  • 復刊ドットコム
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本棚登録 : 195
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835440972

感想・レビュー・書評

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  • 静かで深い。ゆっくりじっくり味わいたい小説。

  • 一にして全なるものの中へ
    永遠な呼吸が永遠の出入りしうちにみずからを十分に支配している深い所に入っていくことを目指す

  • [ 内容 ]
    純粋なる学問を追求する中欧の独立国家「カスタリーエン」の音楽名人によって、類いまれなる学問の天分を見出されたクネヒト。
    カスタリーエンの人となった彼は、様々な思想に磨かれながら、彼の地に伝わる「ガラス玉演戯」の奥義を極め、若くして、演戯名人の座を極める。
    しかし戦争や経済環境の激変などの余波は、聖地カスタリーエンにも影響を及ぼし始める。
    そして、ある日、クネヒトは重大な決意を実行に移す…。
    ヘッセのノーベル文学賞受賞作。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 図書館で全集を借りて読んだ。現在はおそらく絶版であると思われるが、ぜひ出版してほしい。新潮文庫でヘッセの主な作品はほとんど読めるように思うのだが、これだけはなぜか読めない状態になっている。
    復刊を望む、ただそれだけ。

  • 名作の誉高い本ですが、終盤の主人公が戦争について語る場面があからさま過ぎて興醒めしました。巻末のところも。
    話自体は不条理や理不尽の欠片もない心地よい内容でスラスラ読めます。個人的には武者小路実篤に似ているかな、と。主人公がスーパーマンで、良き理解者に囲まれて、という。全体としては楽しい時間を過ごせます。

    長所:長編、分厚い本なので長く楽しめる
    短所:重たい

  • 卒論に使ったテキストです。
    芸術、学問とは、なんだろう・・・と考えに考えて、自分の大学生活の終わりに、そこにとりくみたくて選んだのを覚えています。
    若輩の私にはまだまだ捉えきれない大作で、論文も未熟なものでしたが、評価をいただいた部分は自分がまさにこだわった部分、自分の精魂の訴えの部分で、当時なりに何か整理がついたのは覚えています。今でもまだこの作品から、私が学ぶことは多いです。
    ヘルマン・ヘッセという人も、いくつかの伝記や様々な人の彼との逸話などの話を読みすぎて、ご本人を存じ上げているような錯覚にとらわれてしまいます。
    彼の言葉、それから、たぶん、高橋健二さんの独特の訳文は、私の思考と書く日本語に、ものすごく影響を与えています。

  • ノーベル賞の受賞作品だそうです。

  • ヘッセ好きの私の中でも、ヘッセ作品の中の1、2を争う作品です。
    小学校の高学年から、この新潮文庫のヘッセは片っ端から読み始めていきました。この本はヘッセの作品の中でも長編に入ると思うのですが、上下にわかれています。
    ヘッセは”魂の救済”について、答えを求めるべく人生の巡礼者のように作品を残してきた人だと思いますが、この作品で彼なりの答え(もしくは、そのヒント)を導き出していると思います。

    ちょっと、取っ掛かりの掴みにくい本かもしれませんが、「郷愁」、「デーミアン」「知と愛」「シッダールタ」「荒野の狼」・・・といった作品がお好きな方なら、OKかと思います。
    ノーベル文学賞を彼が取ったのは、この作品があったればこそ、という人もいまけれど、我が家的には・・・QUEENが大好きな私の母は、「これって、ブライアン・メイの好きな本なのよ。」という評価だそうです。

  • 私の持っているのは新潮社版、全集の9巻です。これはやっぱり一度は読んでおかなくては、と思い、ずっと手元に置いておきました。昔読んだときには、よくわからなくて放ったらかしにしておいた事柄も、今なら別の読み方ができそうです。

  • 2007年08月18日

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著者プロフィール

ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)
1877~1962年。ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『青春彷徨』(『郷愁』)『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『荒野の狼』『ガラス玉遊戯』などがある。

「2019年 『文庫 愛することができる人は幸せだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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