ピカピカのぎろちょん (fukkan.com)

著者 :
  • 復刊ドットコム
3.87
  • (8)
  • (4)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 42
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835441979

作品紹介・あらすじ

ある日、いつもの歩道橋に三人のおまわりさんがいました。大きな穴があいてしまったので橋は渡れないと言います。学校は休みになり、新聞は配達されず、テレビには何も映りません。すべては「ピロピロ」のせいらしいのですが、大人たちにもその正体はよくわかっていないようです…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • …おっかない。いつもの佐野美津男。安定の怖さで精神的に疲弊します。
    日常が浸食されるどころじゃない。むしろ人間が、日常そのものが洗脳されていく感覚。おっそろしいほど投げっぱなしの真相も含めて不条理極まりない。
    ぎろちょんて、何?
    ピロピロという謎の現象が町を覆い、その混乱に興奮して自家製のギロチンで憎い相手を思い浮かべながら野菜を処刑していく子どもたちって、どうかしてる。あとがきの端々にまで迸る才気という狂気に震える。暗喩があるのも肌ではわかるけれど、もっと深遠な問題。

    中村宏の挿画が不穏で不気味で最恐。

  • こどもの無垢故の残酷さと好奇心

  • [ 内容 ]
    ある日、いつもの歩道橋に三人のおまわりさんがいました。
    大きな穴があいてしまったので橋は渡れないと言います。
    学校は休みになり、新聞は配達されず、テレビには何も映りません。
    すべては「ピロピロ」のせいらしいのですが、大人たちにもその正体はよくわかっていないようです…。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • ピロピロって結局なんやねんとか、表紙の木の切り口が赤いでとか、不思議シュールな一冊やった…。
    こどもの目線て残酷ですてきだなあと思ってしまう。

  • 「ピロピロ」とは一体何なのか?
     最後まではっきりしたことは明かされず、
     読者は、不条理な世界に放り出され、取り残されてしまいます。

     これだけの問題作、持ち上げて神棚に祀っておくのはもったいない!
     今のような時代こそ、著者がが意図したこと、伝えたかったことを
     徹底的に分析・解釈する必要があるのではないでしょうか。

     しかし、考えれば考えるほど、「ピロピロ」は2013年の日本を予見したものではないか、と思えてきます。
    「ピロピロ」は2013年の日本で、既に始まっているのです!
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20130804/p1

  • 子供は大人が思っている以上に、たくましくて残酷だ

  • 小学生の時に図書館で借りて読んだこの本をずっとまた読みたいと思っていた。
    Amazonで探してもすでに廃刊されていて、一度復刻され、その後また廃刊に。
    図書館のおかげで真新しいこの本を手に出来て感動的だった。

    この本が印象に残っているのは、童話なのにシュールだからでだろうか?
    結局 ピロピロとは何だったのか・・・

  • 「この本読んだ?おぼえてる? 」「この本読んだ?おぼえてる?〈2〉—教科書で習ったお話編」より
    http://www.amazon.co.jp/dp/4894321505/
    http://www.amazon.co.jp/dp/4894322552/

  • ピロピロ!お話も絵も大好きだー

全9件中 1 - 9件を表示

佐野美津男の作品

ツイートする