モーツァルトは子守唄を歌わない (fukkan.com)

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  • 復刊ドットコム
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835442075

感想・レビュー・書評

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  • コミカルなサスペンス。ベートーヴェンが主人公で、ややギャグ的ストーリー。

  • [ 内容 ]
    第31回江戸川乱歩賞受賞作。
    楽譜に隠されたモーツァルトの死の真相とは!?
    ベートーヴェンと愛弟子チェルニーが、ウィーン宮廷、フリーメーソンの影がちらつくなか、謎に挑む。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 面白いはずなのに、なんか時間がかかった。自分のコンディションの問題なんだろうけど。

  • 探偵役ベートーヴェンと、弟子チェルニーの掛け合い漫才のような会話が絶妙です。作者の音楽への造詣の深さに加え、暗号解読の要素を取り入れるなど見所が多いミステリです。あの有名な映画とかぶっちゃたのが残念です。

  • ピアノの先生にお借りした。作曲家が身近に感じられて楽しい。もう少したくさんうんちくが含まれていてもよかったかな。

  • もう読んだの三度か四度目だけど面白い。謎解きの答えがちょっとややこしいけどね。

  • 文体も軽く、内容も嫌味なく、とても読みやすくて楽しめた。
    史実とフィクションの絡むバランスがちょうどいいので、史実に振り回されすぎてWikipediaを読んでいるような気にもならず、創作が過ぎて同人誌風にもなっていないところが作者の腕かと。
    ただ、借り物でなければ読まないかなと言う軽さではある。

  • ホームズ「ベートーベン」と、ワトソン「ツェルニー」と、モーツァルトの隠し子と噂される女性歌手がモーツァルトの死の真相を追う歴史&音楽ミステリ。

    ベートーヴェン、ハイドン、ツェルニー、シューベルト、サリエリ等々。登場人物も豪華。確かに同時代だったな、とか。著者も周囲もコメントしてるようですが、映画「アマデウス」の後に発表(アマデウス公開時に清書されてたらしい)というタイミングが悪かったらしいので評価は低いようですが、でも面白い。この内容でも映画化してほしい・・・。

  • 「モーツァルトは子守唄を歌わない」というタイトルですが、主人公はベートーヴェンと弟子のツェルニー。この2人がシャーロックホームズとワトソン君さながらにモーツァルトの死の真相に迫る、というお話です。映画「アマデウス」が制作されるよりずっと前に書かれた小説で江戸川乱歩賞も受賞したミステリーです。とはいえベートーヴェンとツェルニーのボケと突っ込みがとても面白く、パタリロの作者である魔夜峰央さんのイラストがピッタリです。
    漫画化もされましたが絶版になり、モーツァルト生誕の年に復刻されました。市場に出回っているうちにお読みになることをお勧めします!

  • モーツァルトの死と子守唄。その周囲で起きる殺人事件。謎を解くのはベートーベンと弟子のチェルニー。音楽やヨーロッパが好きならきっと楽しめる設定だと思います。

    ベートーベンとチェルニーのやりとりは漫才の様で、何度も笑いが込み上げました。しまいには師匠の方が本気で漫才師になろうと言い出します(笑)
    子守唄の暗号は音楽の知識が無いと少し難しいかもしれませんが、最後まで楽しめるものでした。

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