- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835442679
作品紹介・あらすじ
「あけるな」「あけるなったら」「あけるとたいへん」「あけてはいけない」…、扉のその先は?とびらってのはね、あけるためにあるんだよ。扉の絵本。
感想・レビュー・書評
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再読。扉を開けたら必ず何かが在る/有るという妄信。繰り返し読んだところで答えは提示されない。
深い深い森を抜けて、真っ白な暗闇へ。七色のビー玉みたいな夕焼けに染まる。
私は得体の知れない恐怖に取り憑かれ不安になっているのか。それとも、やっと見つけた見慣れた景色に安堵しているのかわからない。扉は入口であり出口なのだが、私にはここから出られる気がしない。本の頁を繰り続けるように、延々と入れ子式の箱を開け続けている。
ほらみたことか、『あけるな』を開けたからだ、と世界の外側から誰かの嘲ける声が聞こえてくるようだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
扉を開けるとそこにはまた扉が…
扉の奥に待ち構えているのは…? -
わからん。
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え?ええーっ。という終わり。
うーん、なんなのだろう。これは。
絵に閉じ込められたってことなの??
そこに向かうまでは、もう、わくわくする。
中へ中へ、どんどん進んでいきたくなる。
なんとも不思議な絵本。 -
絵が難しそうなのでどうかなあと思ったけれど、何度も「読んで」とせがまれた。序盤の板が面白かったのか、後半の不思議な空間が面白かったのか。
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怖いし好きじゃない
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「あけるな!」と書いてあると、開けたくなるもの。
1ページめくるごとに、「あけるな」と書いた扉が開いていきます。
何が出てくるか、ドキドキしながらページをめくりました。
最後にでてくるのは・・そんなに恐ろしいものではないから、だいじょうぶ。 -
読まないで下さい。
この記事は読まないでね!
この記事を読んだらダメだってば!!
あ~あ、ここまで読んじゃいましたか…
それでは、そんなあなたにお勧めの絵本です♪
中世のお城に在るような、重厚な扉。
そこには一言「あけるな」の文字。
決して開いてはいけない扉。
が、誘惑に負けて扉を開けた者がそこで目にするのは…
再び現れるもう一枚の扉。
そして「あけるなったら」の文字。
次々と現れる扉と禁忌の言葉。
その果てに訪れるのは、不思議な風景……
最期の扉を開けたあなたを待っていたのは……?
ギャグ系絵本かと思いましたが(作者さんの名前を見たらそれは無いか…)、
心象風景を描いたような、静かで、内面的な世界を感じさせる絵本です。
ところで、ラストシーン、
個人的にはかなりハッピーエンドなのですが、
一般的にはどうでしょう?
もしかして、ホラーだったのでしょうか??
大人の方にも楽しんで頂ける一冊です。 -
別冊太陽『こわい絵本』選書
「「あけるな」「あけるなったら」「あけるとたいへん」「あけてはいけない」…、扉のその先は?とびらってのはね、あけるためにあるんだよ。扉の絵本。」
こわいものみたさでページをめくってしまうと、そこは別世界。そしてそこには扉があり・・。